私の拙著の読者で匝瑳にもたまにお越しになるYさんが、
今、ベストセラーになっている、
医師の和田秀樹さんの著書『80歳の壁』をくださった。
私が医療や薬に関して日々思っていることがそのまま書かれていて、
あっという間に読めた。
面白いエビデンスを二つ挙げてくれていた。
一つは私も時折、トークなどで話す夕張の医療崩壊とその後のこと。
もう一つはコロナ禍で病院に行く人が大幅に減ったら日本人の死亡者数が減ったこと。
病院に行かないほうが死なない、という事実。
けして現代医療や薬や医師が絶対ダメという話ではない。
しかし、生き方、考え方、医療、財政など、
いろんなヒントが描かれている。
私の周りにも医療機関に携わって闇や疑問を持ち、
相談にきてくれて生き方を変える人が多いし、
大きな病になって真実に気づいて私を訪ねて生き方を変える方も多い。
ご父母の介護などが視野に入ってきた世代の方々にもオススメの本だ。
何気に(と言いつつ強引な展開で)
自民党への批判が織り込まれているところが
「そうだ、そうだ」と笑えた(^^)