自家大豆と、

小麦を炙って摺る作業から始めた自家製醤油も、

現在、我が家の槽（ふね）で搾り中。

 

 

ともに、天日干しの純粋なミネラル豊富な塩を使っている。

 

 

ごま油も、オリーブオイルも、

できるだけ香り豊かなオーガニックに準じたものを使っている。

 

さて、前置きが長くなったが、それには意味がある。

 

 

2年間、

匝瑳で米作りしてくださった国光美佳さんのご著書を読んだ。

 

 

年末には匝瑳で講演してもらったり、

成田のトーク出演でご一緒させて頂いた。

 

本には、

・巷にあふれる加工食品では

　　微量ミネラルがあまり摂取できない

・ミネラル不足が

　　子どもから大人まで様々な弊害を起こしている大きな原因

・ミネラル欠乏は健康だけでなく

　　行動や精神にも異常を来す

・出汁や胡麻油などでミネラル摂取を始めると、

　　驚くほどに目に見えて体だけでなく

　　　心も改善して前向きになる

・考え方・行動・生き方にまで変化が生まれる

 

それらを

実例が次から次へと詳細に描かれて実証されている。

 

子ども自身、

そしてお母さんがどん底から蘇るその実際のご本人の声が、

希望と感動を与えてくれる。

 

鬱が改善して希望を描けるようになったり、

引きこもってた方が外に出かけるのが楽しみになったり、

ご本人からのお手紙が記してあって、

そこにも感動を覚える。

 

よかったな〜って！

苦しかったよね〜って！

何度も涙してしまった。

 

国光さんが所属する「食品と暮らしの安全基金」の同僚、

中戸川さんとは、3.11後すぐのころ、

池袋で一緒にトークさせて頂いた。

 

加工食品は幾度も素材を水煮して

ミネラルが湯煎で溶け出ていることは

中戸川さんから聞いて知っていたが、

この著書でさらにガツンと刺さった。

 

俺自身、

今まで出汁に昆布と椎茸が主だったが、

煮干を中心に据えよう。

 

 

この世界にどれだけ

発達障がいや不登校で悩まれている

子ども自身やご両親がいるだろうか、

どれだけ躁鬱に苦しんでいる方がいるだろうか、

それらの方からの相談に食事改善を伝えてきたが、

これからはもっと具体的に！　

 

この著書と実例を伝えて改善に導かれるように背中を押そう。

 

 

オーガニック給食へのアクションを

匝瑳で仲間たちと歩んでいるが、

まさにその最大の目的はここにあるんだ！　

 

子どもたちが子どもらしく元気に発育するために、

体力を知力を全体的に底上げするために、

風邪や感染病をびくともしないために。

 

 

 

 

 

 

 

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