去年夏に発足した人口戦略会議なる経済人の集まりが首相に提言した
「安定的で成長力のある国家」!?「8000万人国家」で成長力確保!?。
あのさ、経済界のみなさん、好きね「成長」力って。
その枠から頭が外れないから成長どころか衰退してる。
中身読んでも今までの焼き直しばかりで新発想なし。
出生率保ちたいのわかるけど、絵に描いた餅の「2.07」だって。
「このまま急激な人口減少が続けば、市場の縮小によって、
あらゆる経済社会システムが現状を維持できなく」ってさ。
現状を維持しなきゃならないの?
今ってそんな素晴らしい経済?社会?。
人口減少に即した社会経済システムに変えてゆけばいいだけで、
そのほうが幸せな未来になるんだけどな。
そんなアホな経済界や政界のことはどうでもいい。
正月明けてから、晴れた日に大豆剥きを少しずつ。
単純作業だが、瞑想になり、日向ぼっこになり、毎度気づきがある。
センス・オブ・ワンダー、というやつだ。
半分まで終わって2.5キロ。
っていうと全部終われば5キロくらいかな。
一年分の味噌と醤油分の量が今年も確保できそうだ、嬉しい。
醤油で使う小麦は親しい農家の香取さんか寺本さんから。
味噌の麹は同じく親しいみやもと山の齊藤家から調達しよう。
去年かな、あれ、一昨年だったかな、麹も自作したけど、
今年は改めてみやもと山の玄米麹を使いたいしね。
こうして信頼しあえる仲間同士で調達できる嬉しさよ。
最近、何にしても欲しいものや困ったことなど仲間内や知り合いの間で調達や解決ができる。
お金を介在させることもあるし、互いのギフトもあるし、どちらでもいい。
払うべきは払う、そこには時間や技術が積み上がってきたものがあるのだから。
余り物などは譲り合えばいいし。
だからと言って小さなコミュニティーに閉じこもってる訳でもない。
移住者はそれぞれの地域や集落に点在して住んでるし、
それぞれが地域エリアの地元の方ともにじみあっている。
地区長やったりしてる移住者も。
地域の方と一緒に何かを取り組むことは楽しい。
そうやって、地域で物事を回し、消費も回し、支え合いや譲り合いがある。
こういうのが気持ちいい。
ローカリズムのダイナミズムだ。
隣町にスタバができたけど、行きたいとも思わないのは俺だけか(笑)
そうではなく地元の店に。
例えば、
うれし野、という店が匝瑳にある。
旧道から逸れて奥まった路地のどんつき。
82歳のおじいちゃんが甘味、焼きそば、鍋うどんなど出すお店。
たまに訪ねる。
先日もちょっとした贈り物にしたくて訪ねた。
多古町の古民家農泊Re のお隣の熊澤電気さんから、
業務関係で廃棄になる木製パレット(大型空調機の運搬に使うものらしい)を
何枚も譲ってもらって古民家のリノベーションに活かしてる。
熊澤さんのお母さんには自家野菜を頻繁にお裾分け頂く。
だからお礼で「うれし野」さんの甘味をお渡ししたかった。
「うれし野」の近所数百メートルの場所で
地域おこし協力隊の北條くんとSOSA Projectの青山くんが、
ブックカフェの店つくりでDIYしてたので、
彼らにもついで「にじまん焼き」の白餡を差し入れしてあげよう。
手作りのそれを注文して焼き上がるのを待ってる時間がなんだかいい。
おじいちゃんに失礼ながら年齢を聞き、
耳が遠くて何度も会話し、、、、
私は「いつも美味しいものをありがとうございます」と耳元で伝えると、
皺だらけの笑顔で「ありがとう」と言ってくれた。
働ける限り現役、耳遠くなっても現役、腰が曲がっても現役、
ナリワイはカッコいい。
こんなことも。
毎年、トーレットペーパーは一度しか買わない。
東京町田の共働学舎の障がい者の方々が作る無添加のものを買う。
50個近く入って、一個は蜜巻きなので長持ちする。
我が家で使って、古民家農泊Reでも使って、
田んぼの縄文トイレなどでも使うが、
一年保つ。
値段が上がったとはいえ送料ふくめて4,000円台だ。
もう20年間買い続けている。
HPが刷新されてかっこ良くなった。
それを注文メールで書いて送ったら、
ちゃんと反応してくれる。
手紙や絵も一緒に届く。
顔を見合わせてなくても、遠い隣の県でも、
地域循環だと思っている。
応援循環だと思ってる。
だって、互いに応援しあってるのだから。
ほんと、このトイレットペーパーのおかげで俺はどれだけ助けられてきたかな〜(^^)
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