髙坂の、久しぶりの共著で出版物。
「面白く、楽しい、農的コモンズが各地で生まれている、なぜか。
農の営みには、人びとの暮らしの条件を整え、満たす力があるから。
今後、このような農の力をどのように都市に、社会に広げて行けるか」
(あとがきから抜粋)
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2019年、東京の自給率はついに0%台に。
便利な生活の裏で食の海外依存も進んでいます。
食料危機ももはや遠い国のことではありません。
また、コロナ禍では貧困問題の深刻化、
人付き合いの希薄化など、
都市に眠る問題が次々にあぶり出され、
人びとの不安感が増大してしまいました。
「農の力で都市は変われるか」という挑戦的なタイトルの本ですが、
決して大げさではなく、
上記で述べたような問題を解決して
経済成長優先主義から抜け出して持続可能性を取り戻すために、
今こそこの「耕す市民」の活動に注目すべきだという問題意識があります。
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上記は、校正などを担ってくれた浅田麻衣さんのnoteからの抜粋です。
https://note.com/ooe_commons/n/nb8bf81596ad7
絵表紙もフォントもいい感じ!
一昨年、パルク自由学校で開催された
「ポストコロナ時代のライフスタイル:都市は変われるか」
という連続講座で1コマお引き受けして講義しました。
他の講師陣の講義が素晴らしかったらしく、書籍化の話になったそう。
とはいえ、旧友で編者の小口広太さんから懇願頂いたものの、
その時期にすごい量の行政向けの書類作りに追われていたのでお断りしようとしたが
彼の想いに根負けしてお引き受けした(笑)。
この出版社コモンズ代表として、
また、パルクを運営してきた故・大江正章さんにも報いたかった。
忙しい時期に、ががが〜と書いたので、荒い部分もあるのですが、
そこはご容赦ください。
1万字という制限の中で未来のために一番書きたかったことを
「街を、人を、畑が導く」なるタイトルにして描きました。
実は、
ここで書いた内容の拡大バージョンを本にしたいと2017年くらいから思っている。
でも締切がないと書けない一夜漬けタイプ。
書け〜!と尻を叩いてくれる出版社さん現れるといいな。
さて、届いた本を読み始めると、
それがそれが面白いし、勉強になるんです。
一冊消費税込で1,980円なので、
貧乏暮らしの私は仕入れの負担を考えて、
自分での販売は考えてなかったのですが、
やっぱり売りたい、1人でも多くの方に読んでもらいたい、
ということで少量ずつ仕入れることにしました。
日々、私に会う方にはお売りしま〜す(^^(/
ネットでのご購入は以下からお入りください。
http://www.commonsonline.co.jp/new_books/2023/10/18/changecities/