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気温も上がってきて、体が喜んで、野良仕事したくてたまらなくなる。
なのにパソコン仕事が多くて苦しい。
よって今ほど1時間、
庭の生垣の枝落としをしてきたらスッキリ(^^)

さて本日より、
SOSA PROJECT の『 マイ田んぼ 2023 』の募集を開始!

自分で田植えから稲刈り、持ち帰りまで完結の米作り!
大丈夫、過去14年間参加500組、全員作れています(^^(v  

誰でもできる。
出来るか出来ないかは、やるかやらないかだけなんです。

去年は40組募集でしたが、
今年は39組募集予定。
埋まり次第、申し込み終了(キャンセル待ち数組は受けつけますが、、、)。
お申し込み後のキャンセルは、
3月中であれば無料ですが、4月以降はキャンセル代として全額頂戴します。

・マイ田んぼとは
https://sosaproject.net/mytanbo/

・田んぼスケジュール
https://sosaproject.net/mytanbo/mytanbo-schedule/

・お申し込みフォーム
https://sosaproject.net/mytanbo/mytanbo-form/

・マイ田んぼ映像群
https://sosaproject.net/movie/

以下写真は、秋の稲の収穫後頃の風情です。

昨今、ますます生き辛さが増してきています。
やっぱり食べ物を作れる自信は不安を払拭するものです。

とはいえ不安から何かを始めるのは何だかね〜(@@)

去年初めて米作りしたメンバーもそうですが、歴代ここで米作りをした500組くらいの方々が、
確実に何かが変わってゆくのを同じ視線で見てきました。

生きることへの変化。
世の中たるものへの変化。
何より、
生の喜びを得られるようになります。
そして安全で安心で美味しい!
ついでに大豆も育てちゃう(枝豆で食べても、味噌作りにも!)

虫が苦手な人もクリアしちゃいますよ〜(笑)
なんせ私だって虫も土も触るのも見るのも苦手な30歳まででしたから(@@)

今朝届いていた、
一昨年マイ田んぼに参加した大学生のメールを以下に転写してみます。

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どうして再び田んぼがやりたいかと問われたら、
もちろん生き延びるために食糧は
自分自身の手で自給できるようになりたいということもあるのですが、
それ以上に田んぼにいたときに感じた生の歓びを享受したいという思いが1番にあります!

燦々と照りつける太陽の下で、
泥に足を取られる圧倒的不利な状況をあらゆる生命との平等と捉えられる思考、
そして蛙や虫との戯れを異種との交感として感受できる身体。
僕はもう一度あの原野へ帰り、野に生きる人としての身振りを学びたい、そう思いました。


そして、一昨年に借りた匝瑳プロジェクトのマイ田んぼは、

今まで僕が経験してきた喜びを見事に突き崩し、
その虚構性を明るみに出してくれるものでした。
それまで僕にあった喜びは、
未来のための生の手段化と
今ここの合理化によって得ることのできる志向性のあるものでした。

振り返ってみると、僕の中にあった喜びは、例えば「将来の成功」のなかにあり、
「いい企業に就職する」「〇〇になる」、そのために「いい大学に入る」等々…、
今ここにある喜びを希釈して、
未来への希望をよすがに生きることしかできていなかったように思います。
こうした現在の合理化によって、僕はますます憂鬱になっていきました。


ですが、田んぼは僕の憂鬱を見事に突き崩してくれました。

まずなんといっても太陽の光を浴びながら農作業をするという営みに、
無条件の生の肯定がありました。
太陽を体いっぱいに浴びて、体を動かし、汗をかく。
この労苦にはもちろん「お米を収穫する」という志向がありますが、
それ以上に、稲を植えたり草取りをしていることが、
今ここの、現在の「僕」の限りない肯定でした。

この新鮮な感覚によって、僕は自分の憂鬱が虚構の中にあることを知り、
初めて生きることに向き合えた気がします。

そして、もう一つの気づきは、田んぼに生息する異種たちとの交感です。
僕たちは人間以外の異種という存在が、
この世界に生きているということを知りながら、
アスファルトや密閉性の高い部屋によってそのリアリティを希釈させられています。
そのことの快適さや安心感に僕は浸りきっていましたが、
田んぼに生息する蛙やバッタとの戯れによって、
それがどれだけ貧しいことだったかを知ることになりました。

異種との関わりを豊かさだとする言説(自然讃歌など)はたくさん知っていたけれど、
実際にリアリティをもって豊かさを享受できたのは、
まさしく田んぼがあったからです。

ここまで長くなってしまいましたが、いま僕の中にある切実な問題は、
これからいかにして自分たちの暮らしを作っていくかという問題です。
今年改めてマイ田んぼを借りて、
大切なパートナーと一緒に農作業をしたり、
同じくマイ田んぼを借りている方々と交流したりしながら、
自分たちの生活を作る機会になればと思います!

一昨年にはあまりできなかった「ナリワイ」についても
考えられる1年間にしていきたいです!

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ということで、
お米作りのマイ田んぼ2023、
3月の募集開始でシーズン到来、
ウキウキ・ワクワク!!!!

【 近々のイベントやワークショップ 】

●3月10日(金)〜12日(日)の2泊3日、ナリワイ合宿の講師として馳せ参じます。

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