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先日、日本のロック創世記から突っ張ってきたシーナ&ロケットの鮎川誠が亡くなった。

彼の演奏はフェスやセッションで何度も生で見てきた。
正直、そんな好きではなかった。
カッコいいけどあまり何かを感じなかった。

先日、youtubeである映像を見ようとしたら、
Charとのトークセッション番組が現れ、「鮎川誠」追悼と書いてある。

Charがホストのこの番組はいろんなギタリストが出て大好きで、
チャーのくだらない無邪気なトークとゲストたちとのギターセッションがたまらなくて、
たまに見ている。

追悼だからと何気なく見始めたら、
鮎川誠、超かっこいい。

影響受けたギタリストの話とか、
当然、クラプトンが筆頭に出てきて、
ジミヘン登場の時ののショッキングや、
ジェフベック・グループのフレーズや
渋いギターのピーターグリーンや
ブルースの大御所やレイチャールズなんかも話題に出てきて楽しい。

そして、28分半くらいから何気なく弾き出したスローブルースで、
鮎川誠のギターソロがオーソドックスなのに時折裏切られるフレーズが出て、
引き込まれる。

チャーのような技巧派ではないけど、
やっぱり鮎川誠ってすごかったんだな〜って。

高校生の頃、NHKラジオのセッション番組で、
大好きなデヴィット・T・ウォーカーと鮎川誠が一緒に演奏してて、
ちっとも鮎川誠のプレイに何も感じなかったのに、
今改めて、彼のギターと存在にすごくかっこいいし感じてしまったのであった(^^)

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