生産効率を上げろ、と巷はうるさいが、
その弊害は暮らしや教育にまで及んで来ている。
日々の暮らしや仕事で効率を上げることは人の常である。
だけど、今叫ばれているのは経済性を極度に謳っていて、
いわゆる「失われて30年」を
どこの企業だって極度に効率や生産性向上に取り組んできているはずだ。
価値観の変革などまだできることもあるだろうが、
原因は効率性どころか無駄が多い古き社会常識や社的インフラにある。
働く人にコストと時間の削減を追求すれば、
末端や現場に行くほど携わる人たちが追い詰められる。
なのに、なのにである!
【実質賃金3.8%減、8年半ぶり下落幅】。
日経新聞より以下を抜粋
「厚生労働省が6日発表した2022年11月の毎月勤労統計調査によると、
従業員5人以上の事業所の1人あたり賃金は
物価変動の影響を考慮した実質で前年同月比3.8%減だった。
減少は8カ月連続で、
下落幅は消費増税後の14年5月(4.1%減)以来8年半ぶりの大きさになった。
物価上昇の加速に賃金の伸びが追いつかない状況」!