天気がご機嫌だと、
体がうずうずして肉体労働が愉快だ。
先週のある日だが、
午後2時頃からから田んぼに行って陥没した畦の穴の修復と
1時間半の草取りで夕暮れ。
翌日も朝は田んぼに顔出した後、仲間の古民家へ。
すぐにお世話になっている種屋さんの幸島さんが
でっかいスイカを2個も差し入れくださり、頬張る。
そして天井裏に上がって煤掃除。
午後は残存物や廃棄物を軽トラに乗せてリサイクルセンターや処理場に巡り、
広大な田園や丘の中をドライブ。
夕方、近所の馴染みの魚屋さんに寄ってカツオとマグロを切ってもらい、
家に着いてもまだ日が残ってたので、
刈払機で庭を草刈る。
一番星が顔を出した頃の19時半、
シャワー。
頂いたジャガをマッシュにして採れたキューリとバジルを混ぜて
自然塩だけの味付けで美味い。
PC仕事を少しして、
友人が著した本を読みながら、
眠りに堕ちた。
出版社コモンズを営み、
自らもジャーナリストとして多数の素晴らしい著書を残した故・大江正章さんが、
「髙坂くん、将来有望な若者がいてさ」って紹介してくれたのが
この著書の小口さんだった。
その後、小口さんとはいろいろ絡むこともあるし、
よく店にもフラッと来てくれました。
さて、この本の中に希望を感じた箇所を。
現在の新規就農希望者のうち、
93%が有機農業に関心があり
65%が有機農業をやりたいと考えている。
独立就農者のうち、
21%が全作物を有機で栽培し
6%が一部野菜を有機で栽培し
できるだけ有機に取り組む46%を加えると、
73%が有機で何かしら栽培していることになる。
新規就農者は、
仕事としてでなく、
生き方の選択として有機農業に取り組む傾向がある。
市民農園は、
1992年に全国に700箇所だったが、
2019年には4倍の4200箇所になっている。
わずかずつであるが、
俺が目指す「市民総自給的社会」に近づいている(笑)