先日、横須賀に行く。
小学生までよく遊びに行った場所。
自転車でも幾度となく行った。
危険な匂いが漂うドブ板通りが大好きだった。
思春期に部屋にずっと飾ってたポスター、
映画『大脱走』で
バイクで国境を越えようとするスティーブ・マックイーンも、
ドブ板通りのポスター屋で買った。
さて、今回なぜ横須賀に行ったかというと、
フッチーこと渕脇勤くんが金土日だけ場所を借りて
古本屋 兼 カフェ&バーを始めたからだ。
6月初め、そんな報告を彼から貰った。
決して平坦とは言えない過去を生きてきたフッチー。
差し当たり、おめでとう、と言ってあげたい。
「行くよ〜」と前日に連絡したのに、
美味しい豆腐やおからの料理、
近隣の美味しいドーナツまで用意して待ってくれていた。
京浜急行の横須賀中央駅の改札を出て坂道を登り、
2分くらいの場所。
想像以上におしゃれでかっちょいいスペース。
古本の値段は購入する人の年齢で分けているのも面白い。
当然、学生ほど安い。
新刊1割、中古7割、図書2割、の7,000冊も用意したとは!
多くの人と同時に会話するのが苦手なフッチー、
カウンターには1人か2人がいいね。
洒落たテーブル席もある。
飲み物も材料も当然としてこだわっている。
彼のメールによると、
アラフォーになり、身体に優しい生き方にシフトしたく、
ほんもののたべものを摂取して生きたいという気持ちが前提にあります。
ほんものの塩や野菜の美味しさをここ数年で知りました。
とにかく雰囲気良く、おしゃれ。
俺もこんなBARがやりたかったな〜(笑)
さて、すごくいい店なんだけど、
フッチーはこだわりでSNSなどでは一切発信しないと決めている。
彼からのメールにはこうあった。
共謀罪で暗殺されることを恐れているため(冗談)
想うところあり、SNSでの情報発信は行いません。
ただ、本の販売と紙を媒体にできうる限り、
反抗を続けていく所存です。
特にだれが憎いとかではないですが。
漠然と。
故にか、店名は、
圏外書房
(横須賀市深田台34)
俺が書く分にはいいのかい?と尋ねると、
髙坂にはぜひ書いて欲しい、と矛盾を言うのだが、
ま、いいか(笑)
と言うことでこうしてブログに書いている。
と言うことで、
金土日で横須賀中央にお出かけになる折は、
フッチーの圏外書房へお立ち寄りください(^^(/