「上意下達」
「支配」
それが昭和の組織論の王道だったかもしれない。
しかし、時代は変わってきた。
経済成長できない社会において、
必然なんだと思う。
世界でティール型組織も注目されている。
今日はそれに準ずる良い記事を二つ。
【 叱るのをやめよう 】
記事の冒頭のほうで、
「上司と部下は対等」と。
1人ナリワイだと上下ないけど、
SOSA PROJECT だけでなく
様々なタイプの組織に関わる身として、
同じことを心掛けている。
そもそも人に上下なんてない、
そう思っているし、
そうでない自分が頭をもたげそうになったら、
「おいおい、ちゃうだろ!」って自分にツッコミを入れる。
ま、完璧にはできませんが。
で、そういう組織にしないと、
組織として生き延びるための
良いアイデアや協力体制はできないんだよね。
特に問題課題が発生した時、
みんなの考えや意見が必要になる。
自分のアイデアなんて、
素晴らしいと思っていても
もっと素晴らしい意見が他のメンバーから出たりする。
言いやすい環境を作ってないと
それらは出てこない。
人を信じる力が必要なんだよね。
よってよく皆さんに、
SOSA PROJECT は
自然体で、誰にでもウェルカムで、
ゆるくて、居心地がいい、
と言われることが多いのは、
すごいお褒めの言葉で嬉しいわけです。
そんなことを表した
とっても良い記事をもう一つ。
【組織の中の「恐れ」で明暗
ハーバードが見た原発事故】
『不健全な恐れとは、
「問題を上司に報告したら、どう思われるだろうか」
「こんなことを言ったら、
周りの人に無能だと思われないか」
などと心配すること』
『この人間の習性を理解した上で、
チームメンバーが不健全な恐れを抱くことなく、
それぞれの能力を発揮できる環境を確保することが
リーダーとしての重要な任務なのです』
『リーダーの役割は、チームメンバーが
「自分がどう思われているのか」を気にしないで、
自由に発言できるような環境をつくることです』
フクシマ原発事故における二つの明暗を記しながら、
上下関係があっても上下関係がフラットな組織を
普段から作ることがリスクヘッジになることを示している。
だから、
俺自身が関わる組織は、
常にこういうふうに近づけるように
心掛けているわけです(^^)。
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先日(11.17)、
NHKラジオ「マイあさラジオ〜サンデーエッセー」に
約10分間の出演して語りました。
以下で聴けます(25日18時まで)。
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「NHKラジオ らじる★らじる」
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=5642_07_34181
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⭐️ 髙坂 勝 情報
●12.15(日)14:00~ HAPON新宿で
千葉県主催移住イベントでトーク
(「ナチュラル志向」の場所をクリックしてください)
●2019.1.5(日)14:00〜17:00
脱成長MTG vol.20 @江戸川橋
「ガンディーの新しい社会構想と現代」
報告:石井一也さん(香川大学)
● ハーバービジネスオンライン連載『たまTSUKI物語』
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以下の本の3章と4章で、
私・髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
経済成長なき幸福国家論 下り坂ニッポンの生き方
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