もう20年も、
経済成長なんて目指すな!
縮小均衡でこそ幸せな社会になる!
と言い続けてきた。
勘違いしないで欲しいのは、
ビジネスも成長期から衰退期があるように、
人も成長から成熟があるように、
「成長」という発生的な過程を否定しているのではない。
どんなナリワイもビジネスも、
軌道に乗るまで成長は必要になる。
言っているのは、
もうこれ以上、
グローバル化や新自由主義経済による
経済成長至上主義を続けると歪みが出るのだから、
止めようと言いたいわけだ。
俗に言うように、
アメリカ人のライフスタイルを人類全員が目指したら
地球6個が必要。
日本人のライフスタイルを人類全員が目指したら
地球2〜3個が必要。
そういう過剰な経済を目指してきたから、
過酷な競争、人の疲弊、格差が極端な広がり、を招いた。
そして、環境がダメージを受け、
災害が増え、ウィルスが多発するようになったのだ。
コロナの原因は人類の経済活動が引き起こしたのであり、
警告だ。
コロナ後にV字回復なんてさせちゃいけない。
次なるパンデミックと大災害がもっと頻繁化する。
さて、成長とか拡大でない言説が、
経済成長大好きな日経新聞系でさえ、
どんどん出てきている。
「1人ひとりの幸せ大事に」平田オリザ
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO57351270X20C20A3I00000?s=4
社会全体の成長を目指すよりは
一人ひとりの幸せを大事にするように変わっていけばいい。
そのためには
人口を少しでも地方に分散することです。
日本全体でもう少しリスクを分散した方が
よいのではないでしょうか。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57449330R30C20A3I00000/?n_cid=NMAIL007_20200420_A
インフラが密集する都市の脆弱さも浮き彫りになりました。
これからは地域社会が見直され、
仕事も生活もIT技術を基盤とした
小さなコミュニティーで完結する方向へ向かうでしょう。
横のつながりを大切にしながら
コミュニティー内で役割を果たせる能力が大切になってきます。農業など第1次産業も注目されるでしょう。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19nv/120500136/040700113/
上記記事では
リノベーションスクールを基軸にして、
横のつながりで街を再生してゆく活動が取り上げている。
タマツキがあった池袋でも広がりを見せていた。
この活動はどんどん成果を上げて日本中に広がる。
コロナ「禍」でなく、コロナ「福」も多々ある。
「野生動物、澄んだ水、青い空、人影消えたら現れた」
https://www.asahi.com/articles/ASN4M55S2N4LUHBI00S.html?ref=hiru_mail_topix2_6
「止められない工事が止まった〜玄海原発」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58113050W0A410C2000000/?n_cid=NMAIL007_20200420_A
地域社会を見直し、
小さなコミュニティーで完結する方向で
人口を少しでも地方に分散して
一人ひとりの幸せを大事にする
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