
メディアから流れ来るこの国や世界に悶々するが、日々暮らし、働く(金を稼ぐことだけじゃない、金が出てゆくのを減らすのも仕事と思う)、は愉しい。雨もいいが、晴れると最高の季節。
昨日は朝7時半に田んぼに出向き、里山から竹を切り出し、竹馬はじめ遊び道具を急いで作る。枝に吊るしたブランコの安全確認と修復。小学5年生の米作りプログラムの草取りDayだからだ。10時過ぎに賑やかな声が里山にこだましてきた、子どもたちが近づいてくる。草取りもその後の遊びもみんな大はしゃぎだし、その声を森や生き物たちも心地よいことだろう。同行する教頭や担任の先生も穏やかに見守り、楽しそう。田んぼ継続2年目の声優さんのその世界では知られる2人が草取りに来てたので、子どもたちと遭遇した折、アニメの声を実演してもらう。ホンモノなんだからね〜、教頭先生が一番興奮してる(笑)。田んぼ継続メンバーで豊和村つくり協議会が絡む春夏冬休み子ども教室に関わってくれた松井くん(松戸から)・田辺さん(地元)・緑川さん(九十九里)も駆けつけてくれた。子どもたちは「まっちゃ〜ん」と大喜び。田辺さんは隣町で学童に関わるがいつか森の幼稚園みたいな自然育児をしたい想いをお持ち。緑川さんは匝瑳の給食に煮干しと天然だしを提供してる緑川商店。緑川さんの区画が小学校の隣ということもあり、ぜひ参加したいとのことで来てくれた。













子どもたちを見送った昼時、役所に立ち寄って食堂へ。ここの分厚いかき揚げが大好物なんだ。帰ってからEVカーをコンセントに差し(先月の電気代3300円ほど、もう一台の軽バンでガソリン代は2200円だけ、パネルの売電収入は16,000円)、自宅ハンモックで昼寝。3時に起き上がって籾殻薫炭を拵える。美味しさ保つために籾で保管してる米を玄米にすると籾殻が出る。その廃物利用で土中改善や田んぼに使う。燻ってる間、庭の垣根の剪定。一年に一度はやらぬと木が成長し過ぎてしまう。やりだすとこれがまた愉しい、発見と上達が毎年ある、毎日1~2時間として10日くらい掛かるかな、はみ出している枝葉が揃ってゆくと庭や家も映えてくる。中に侵入して伸びるヤブガラシや蔓草も抜く。



日が暮れる前に屋根の太陽熱温水器から風呂にお湯を落とす(お陰で冬以外のガス代は2000円前後になる)。この時期になると曇りでもいい湯加減だ。湯に浸かって読書し、湯上がりにメシを作る。里山や道端に出てきた淡竹(はちく)を見つけては車を止めて採り、庭に自生する明日葉や、この時期はやっぱりサヤエンドウやそら豆だね、育ててるものは少しだけど、貰うほうが多い。贅沢だな〜、夜風が体を抜けて、あぁ、いい季節になった、最高、と呟いてしまう。隣に家はない、最寄りで100メートル以上ある、ギター掻き鳴らし、大声で歌っても誰もクレームなし、心地よく眠りにつく。

今朝も晴れる。田んぼ見回り、村つくり協議会の会議、午後は梅を採ろう、家に戻って、薫炭作りも垣根剪定も続きがある。こうしてSNS書いたり、原稿書いたり、デスクワークするって、不健康だな、なんて思いながらキーボードを叩いてる。