営む古民家農泊Reが所在する多古町。
そこに『タコ足ケアシステム』がある。
多古町のたくさんの人を巻き込んでるいるのだが、
基本3人だけで構成されている。
今日で8年目、という。
その立ち上がり間もない頃、
俺も呼んでくれて、
一回だけ少人数の集まりに顔を出したことがある。
ま、ただの飲み会だったが!
その後、トークをする機会も頂いた。
それ以来はずっと傍観者だったものの
今やこの通称「タコ足」は、
福祉の世界や地域おこしの分野や厚労省界隈で著名な地域を元気にする活動として
全国区で知られるようになってきた。
去年から『多古を紡ぐひと』という、
多古町でナリワっている方々を映像シリーズにしているが、
今日その「タコ足」の1人、
平野さんという女性に出演してもらいたく、
お初でお会いしてお話を伺った。
福祉への葛藤や想いを忌憚なくお話してくれて、
役所の福祉分野で奮闘するも、
限界があってできないことを「タコ足」で実現化していると、
面白げに話す(^o^(。
「タコ足」の1人、在田(ありた)さんにも映像に出演してもらうにあたり
久しぶりに先週会った。
彼とはもう古い。
俺が近未来に地域を担うのは福祉だと思い始めて、
革新的な活動をしている全国の施設を興味深く調べていたら、
池袋の店から匝瑳の田んぼに通う道の脇にその一つがあって、
その建物は何かしら気になっていた怪しげな雰囲気(笑)だったので
合点が行って興奮し、
アポなしで訪ねてしまった!
そこで在田さんに出会って以来、
たまにお会いして、
くだらない冗談を言い合ってきた。
匝瑳にも一度来てもらって
移住希望者向けに在田さんの地域活動をトークしてもらったことがある。
「タコ足」のもう1人は高安さん。
彼とも付き合いが長く、時折たまたま会ったりするのだが、
その度に相当のアホだ!
なのに福祉の百科事典のような男でもある。
高安さんの映像は既に作って公開してる、
何度見てもウルっとしちゃう!
「タコ足」のこの3人全員に会って気づいたことは、
つまらないことや難しいことを面白がれること、
厄介な人を面白がって付き合えること。
これってすごい大事だな〜って!
そして「タコ足」がこんなに全国区で有名になって、
行政ともたくさんコラボしているのに、
任意団体にすらなってない、形も実態もない。
3人はそれぞれの福祉の仕事で忙しく活躍しているが、
その合間を縫って、
面白おかしく地域の方々を巻き込んで遊んでいるのだ。
面白おかしく遊んでいるのに、
たくさんの変革やたくさんの人を下支えしているのだ!
繰り返すが、形も実態もない、と三人とも言う。
だからルールや規制もないので、
まさに自由!
なんて奇跡のような活動なんだろう(^^)
3人それぞれの話を聞いていて、
ケラケラ笑ってしまうのに、
タコ足に関わった方々が元気になったり救われたりする実話にはウルっと泣けちゃうんだ。
そんな「タコ足」がまた何かを仕出かす。
チラシの写真の3人が平野さん・高安さん・在田さんだが、
このポーズ、わざとダサく時代錯誤にして面白がっている。
イベントタイトルからして、よくありがちでダサい。
写真もデザインもいかにダサくするか苦心しているという。
なんとアホか(笑)。
3人のそれぞれの視点からの「タコ足」活動を直に聞いてきて、
自由で、無理しないで、アホで、愉しそうすぎて、
ジェラシーを感じたのでここに書いてみた ^^