2年前まで営んでいた
Organic Bar【 たまにはTSUKIでも眺めましょ 】でも、
千葉県匝瑳市で運営する【SOSA PROJECT】でも、
いろんな方が来て欲しいと思っていたし、思っている。
世間でいう多様性だ。
しかし予算的にも物理的にも
Organic Bar ではバリアフリーにできなかったし、
SOSA PROJECT でも
ユニバーサルデザインでインフラを整えることができない。
それでも、
どんな方も居やすい形は模索してきた。
限界はありつつ、、、。
(お断りすることの苦しさが何度もあった)
子どもの頃、
差別する世の中が嫌だった。
幼稚園から小学校2年生まで
いじめられた経験があるからだと思う。
だからいつの間にやら
クラスや職場などで、
どんな人も除け者にしない工夫をしてきた。
限界はある。
個人的好き嫌いが出てしまうこともある。
それでも、できるだけ心がけてきた。
サラリーマン時代、
何かに急かされていて、
もしくは「忙しい」「急いでいる」と言い訳して
街で困っている人がいても通り過ぎてきた。
自分の心が痛んだ。
脱サラしてやっと、
困っている人に声がけできるようになった。
旅している時、
車椅子の方と出会い、意気投合し、盛り上がり、
その後、自分が住んでいた石川県金沢に彼がきてくれて、
3ヶ月くらいだったかな、
居候してもらったことがある。
やはり金沢にいた時、
アルバイトしていた料理店で聾唖の方が飲みに来るようになり、
ちょっとだけ手話を覚えたり、
聾唖の方だけを招いて部屋のコタツで飲み明かしたこともある。
それらがキッカケで、
自分の視野が広がった。
10年前の自著『減速して自由に生きる』で
「Think Small First」という言葉を使って、
小さき人・弱き人・遠い人の視点で考える、
と書いた。
ここのところ、
今抱えている課題とたまたま読んでいた二冊の本
・『隷属なき道』
・『ソーシャルワーカー』
からヒントが降りてきて、
改めて新たな思考にたどり着いた。
「Think Small First」
という考えをベースにしながらも、
マイノリティーだけでなく
マジョリティー側にとっても
メリットや優遇がないと、
「なんで弱者だけが優遇されるのか」と
不平感や犠牲心が生まれることもある。
それは、
低所得者や年金受給者や生活保護受給者に向けて、
「何で彼らだけ優遇するのか?」
「彼らは怠けているからじゃないか!」
と頑張って踏ん張っている中間層や低所得者層の上位の方々が、
さらなる低所得者をバッシングしてしまったリ、
救済措置を反対してしまう現実。
弱者視点にしながらも
誰にでも恩恵がある形にしないと、
政策実行が反対されて窄んでしまう。
幾つになっても学びだ。
「Think Small First」となる視点で言えば、
素敵な取り組みを知った。
以下二つの映像をご覧いただきたい。
【 バリアフルレストラン 】
●日テレ「健常者が利用しにくい飲食店」
マジョリティーがマイノリティーを
気づかずに傷つけてしまうことがある。
いままで知らなかったから、気づかなかったから、
それは仕方ないし経験がなかっただけで、
そこに問題はない。
俺自身も、
繰り返しそういうミスや失敗を繰り返してきてるし、
今も。
だから気づいた時から、気づいた人から、
「考え続けることが大事」で、
行動してゆくしかないのだろう。
●『次の時代を先に生きる
〜ローカル、半農、ナリワイへ』
●キッカケがなければ
たいがいは踏み出せない
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荒れた竹林を健全に心地よく改善するWS
講師:鈴木張司氏(通称:ちょうさん)
料金:2日間で8,000円
参加費1日3,000円×2日=6,000円
宿泊費1泊2,000円
内容: 竹を害とせず、調え、良い変化へ促します
・観察ワーク ・竹を効果的に伐採 ・竹炭作り
・大地の再生 ・宿泊であれば交流会 ・その他計画中
これは参加したい!という方は今からでもご連絡ください。
(非公式なのにすでに満員近いのであと数人で締め切り)
oh.moonsetアットマークnifty.com / 090-9322-8722
●3月28日(土)10:30 ~ 14:00
「減速して自由に生きる」トーク
@匝瑳市今泉3904「産直の家」
参加費:500円
※一品持ち寄り料理お持ちの方は500円返却
主 催:匝瑳市地域づくり実行委員会
● ハーバービジネスオンライン連載『たまTSUKI物語』
● スモールハウスでアナログ泊体験
以下の本の3章と4章で、
私・髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。↓
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