前回のブログで
紙を約20年買わない暮らしをしていると書いた。
それで何一つ困ったことはない。
むしろ、
頼んでもいない広告紙が届いたり、
それらが多すぎて捨てざるを得ない、
もしくは燃やすことのほうがストレスだ。
(燃やした灰は土や畑に戻すが)
さて、
オリンピック競技に反対はないが、
壊さないでよいものを壊し、
余計なものを作り、
次世代に負を残すような、
商業科されたオリンピックに反対だ。
それに伴い大量の汚い金が動いたことも明らかになっている。
JOCや電通、、、、それだけではないだろう。
みんなたいていがアベにゴマするお友達企業や組織たちだ。
国の支出 1兆 600億円
東京都の支出 1兆4500億円
組織委員会の支出 6000億円
合計で3兆円を超える。
その3兆円で他にやらねばならないことがあると思うからだ。
地方や様々な被災地の再建、
維持メンテしなければならない上下水道や橋や道路、
格差貧困対策、高齢化社会対応、多様性社会準備、
条件をつけない教育費無償化、、、、
まだまだ多々あるはずだ。
お金だけでない。
労働も東京に振り向けられる訳で
必要なところへ人や資本が向かわなくなる。
だから求人倍率が上がる訳で、
そんなのアベノミクスの効果でもなんでもない。
そしてずっと言ってきたことだが、
競技場建設などに使う木材が東南アジアから切り出される!
そこに暮らす人にも影響が出る!
オリンピックのために犠牲になるアジアの森と民
上の記事はインドネシアのことに触れているが、
マレーシアのサラワクの森も奪われた。
日本大使館には現地に住む方々からの
森林伐採反対の署名も届けられている。
以下の記事を読んでほしい。
そのカラクリがわかるはずだ。
東京五輪の新国立競技場で違法木材が使われている? マレーシア・サラワクから輸入
温暖化が加速度的に進み、
オーストラリア・アマゾン・北極圏などの
山火事や森林火災が拡大して今も大惨事になってる中で、
なぜ、
日本のオリンピックのために他国の森を壊すのか!
こういうことが起きることがわかっていて
東京に住んでオリンピックに興じるのが嫌だったから、
池袋で14年間営んだ Organic Bar 2018年に閉じて
匝瑳に移住した。
こういう「経済成長のために」というインチキで
開発という名の破壊が進んでいけば、
異常気象はますますひどくなる。
そして人々は苦しくなる。
日本のCO2の排出量の40%は、
実はたった大企業20社によるものだ。
従来の電力会社と、
石油・鉄鋼・セメントの4産業の20社だけで。
世界の温室効果ガスの5割は
世界のたった25社が出している。
それを含めて7割を100社だけで出している。
世界の100社、
日本の20社、
それらが排出量を半分に減らすだけで
未来は変えられるのに、
政府機関はたくさんの癒着や利権があるから
そうさせない選択をして人類を滅びの道に歩ませている。
なんてアホではないか!
正直言えば
俺が20年間、
紙を買わないことなんて、
それ以外にも日々消費を減らしたって、
温暖化を止めるには
なんの意味もなさない。
それでも
消費を減らすことは他に意義があるし、
そのほうが幸せで、
自分への誤魔化しもなく堂々と生きられるから
そうしようよ、
って言い続けてきたいるのだけど。
加えて、上記に書いたような企業で働く人々も、
一個人に戻れば共感してもらえる人は多いはずだ。
そういう人たちが企業内に増えれば、
内部から変わってゆく可能性もある。
事実、
そうやって企業が変化しようとしていることも増えてきた。
オリンピックのために
インドネシアやマレーシアの森が奪われたことを
書きたかったのに、
色々と派生してしまった。
正直言えば、ずっと思っている。
もう間に合わないだろうと!
解決方法はあるのに、
それをせずに人類は自ら滅ぶ道を選ぶ。
たかだか経済とかあぶく銭のために!
ま、仕方あるまい。
間に合うか間に合わないかはわからないが、
潮目は確実に変わってきている。
絶望の中にも希望の芽は見えてきている。
間に合うとしたらギリギリだ!
だから俺は、、、
解決方法があるのだからそれを発信し、
口だけでなく、
できることをやって、
堂々と生きてゆくんだ(^^(/
楽しいから!!!
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