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7月8日(日)、
匝瑳の天気予報は、曇り時々晴れ!
 ちょっと田んぼを経験してみたい!
 匝瑳ってどんなところ?
 タマツキの時のように語りたい!

それ全部入れ込んじゃおう!

なる気まぐれ不定期な1日ツアーイベント第2弾。

高坂勝一人で、
ガイド、田んぼ、料理など、
すべて「おもてなし!?」しま〜す。

 
 
【 ソウサ、タンボ、オイデ vol.2 】
 
日 時 :7/8(日)9:43 〜 夕暮れ時
   (雨天中止の場合、当日早朝メールにてご連絡)
 
集 合 :八日市場駅
  (電車の数が少ないので乗り間違いや遅刻は厳禁です)
 
募集人数:電車でお越しの方は6名限定
     車でお越しの方は数組OK
     合計で大人9名以内に限定
 
募集条件:3人以上でのご参加はお断りします。
     1人か、多くても2人でお申し込みください。
     お車でお越しの場合のみ
               小学生までのお子様(無料)OK!
 
内 容 :10:00 → 移住者宅見学
               11:00 → 田んぼで草引き
     12:00 → 薪で焚く羽釜ご飯と味噌汁
     13:00 → 田んぼで草引き                                                        (高坂はいっとき留守します)
     15:00 → お風呂
               16:00 → ソーラーシェアリング見学 
     16:45 → 手作り小屋で野外料理と
                                            「語りがたり」
     19:00 → 八日市場駅解散  
 
案内人 :    

参加費 :お一人様3000円からのお礼制
  (集金の際は私がいない場所で
         箱にお入れいただきます)
     お風呂代と料理やドリンクは、
     料金に含まれます。

お申込み:oh.moonsetアットマークnifty.com
     090-9322-8722

ご負担/ご持参いただくもの:
   ・汚れて良い作業服
   ・頭を隠すもの(帽子・手ぬぐい・タオルetc)
   ・みのるくん指付き(検索してください) 
             及びそれに準じるもの
    ※ 裸足で田んぼに入っても構いませんが、
      虫刺されや肌荒れなどは

      それぞれの責任でお願いします
   ・風呂に入るに準じるもの
   ・マイはし/マイ皿/マイコップ

田んぼに足を入れた人たちの感想:

 
雇われたことしかない自分にとって、
環境や人間関係を犠牲にしてでも、
作業効率を高めてコストを下げて
利益を出すことを求められることが
当たり前になりかけていたのですが、
昨日は、逆に環境や人間関係を大事にし、
多少遠回りでも助け合っていけばいいじゃない
という良い意味でのユルさを感じて、
とても心地よかったです。
カエルの声が「
ゆっくりやんなよ」って聞こえます!
 
 
静かさと自然の音と太陽と風、
泥の感触をじっくり味わえました。

田んぼに入ってみて、
その良さは、
ゆっくりとしか歩けない!というところだと
気付きました。

 
はじめは泥の深さに足を取られ驚きましたが、
慣れてくると泥の感触の心地良さ、
鳥やカエルの鳴き声、
元気に動きまわるたくさんのオタマジャクシ、
クモ、トンボなどなどに癒され。
目を上げるとそれぞれのペースで田植えする人たち、
舞い踊る人たち。
こんな事を言うと気恥ずかしい気もしますが、
自然ってこんなにいろいろな生き物が居たんだなぁ、
自然に触れるのっていいなぁ、
と改めてつくづく感じた次第です。
 
 
勇気を出して田んぼに足を踏み入れると、
田んぼの土がとっても気持ちよくて
最高の気分になりました。
嬉しくて一人でキャーキャー言ってしまいました。
稲を植えると腰が少し痛くなりましたが、
自然の中で、
とっても気持ちよく働けたことの感動が収まらず、
夕飯を食べながらも
ずっと匝瑳の田んぼに思いを馳せていました。
車で自宅へ帰ると、
コンクリートジャングルで、
世界が変わって見えました。

朝は8時30分に田んぼ到着。人影なし。
凪いでいて,雨上がりの空気が重たくて,
時間まで止まっているみたい。
とても静かなんですが,カエルは大合唱でした。
一人での作業もなかなか良いもので,
色々な考えが次から次へと生まれては流れ,
気が付いて,また現在に戻ることの繰り返し。

 
 
目の前の草に集中するだけ、
ふと気が付くと文字通り
「我を忘れる」状態になっていて、
まさにこちらも言葉通り、
「自然と一体化」して「私」と「その他」の
区別がない状態になって、
その状態はまさしく「至福」なんです。
取り除いている草さえも、
自分ど同化している感じになって、
取り除くんだけれど、邪魔だからじゃない、
稲の生長のために、遠慮してもらっている、
そんな気持ちになります。
そして私の目の前には、草と稲と水と土しかない、
世界はなんてシンプルなんだ、と思うんです。
人が思い悩むのは、
自分で複雑にしているだけじゃないかって。
1日中草取りなど作業しているとハイになるし、
深いところからの感動が湧き上がり、
泣きながらやっていることもあります。
 
 
濁った水の中,稲の周りを手で探り,
感触を頼りに草を抜く。
倒れて水に浸かってしまった部分は切ったり,
倒れそうになっていたら立て直して泥を寄せたり,
稲の葉にに芋虫がついていたら,取り除き,
葉についた泥は日が当たるように洗い,,,,
などもしました。
すると,,いつもは草に向いていた意識が,
稲の方に向かっていることに気づきました。
邪魔者の草を取り除くだけの作業が,
稲を育てる作業の一環となり,
稲のために草を除けている作業に変わったのです。
やっていること自体は,側から見て変わらないのに。
そこから先はがぜん楽しい作業になりました。
一本一本,田植えと同じような感じか?
おお,イネさん,元気にやっとりますか?イイネ!
なんちゃって。

田んぼの中で、しばし考えました。
今の社会って、人に迷惑をかけることや、
迷惑をかけられてやせ我慢する、
という関係にとても過敏になってるんじゃないかって。
すごく迷惑かけられるのはもちろん嫌だけど、
まったく迷惑かけなかったり、
遠慮して助けを求められないのも寂しいですよね。

 
 
草取りの間、なんか不思議な感じにとらわれました。
自分がなくなっていく感じ。
自分探しの反対。自分無くし。
周りの音とか景色とか匂いとか風とか、
自分以外のものが存在し、自分がなくなっていく。
風に靡く稲と青々とした田んぼ風景が美しかった。
何度も顔を上げ、その風景に見入ってしまった。
今日は草取りやめてこのままぼけ〜っと
してようかと思ったくらい。

 
 
 
いろんな田んぼ仲間から写真を拝借しました、
ありがとうございます。

以上でした〜。
 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

—  【 高坂 勝 HP 】  —
http://umininaru.raindrop.jp/masarukohsaka

 

 

■ハーバービジネスオンライン連載『たまTSUKI物語』
■ SOSA PROJECT の田植えの映像、
         ぜひご覧くださ〜い(^^)
 
 

 

■マイナビ農業というウェブニュースで、
SOSA Projectから始める地方移住
   髙坂勝さんが語る農業と「ナリワイ」

 

 

7/28(土)18:00〜 脱成長MTG Vol.16

「先進国は脱成長に向かっても、

      途上国に脱成長・脱開発を求めることはできないか
         〜 途上国における成長・開発に代わるもうひとつの道」

    講師は日本国際ボランティアセンター(JVC)代表を

     もうすぐ退任される谷山博史さん

http://umininaru.raindrop.jp/datsuseichou/tuo_cheng_zhangmitingu/di16hui_kai_cui_jiang_zuo.html

 

 

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以下の本の3章と4章で、
私・髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
 
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。↓

 

 

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