森友学園問題で揺れている間に
危険な法案(共謀罪など)がどんどん通されかねない。
とはいえ、
この問題を見過ごすわけにもいかない。
と言うより、
これを安倍政権の終わりのキッカケにしたい。
この後には、
森友学園を遥かに超える血税を無駄にしている
加計学園疑惑が待っている!
森友学園への国有地売却問題を、
なんとなく安倍昭恵さんへと責任転嫁し、
さらには、
安倍昭恵さんの秘書のTさんの単独行動だったと、
ふつうの真面目な女性に全てを責任転嫁している。
これは
どうしても許せない。
この疑惑のキーとなる2015年の三日間だけを追ってみる。
9/3(木)
・安倍首相、財務省の迫田理財局長らと官邸で面会
9/4(金)
・校舎建築に向け、国有地の廃棄物処理を巡り、
近畿財務局と大阪航空局と施設業者が会合。
・国土交通省が小学校に6200万円補助金交付決定。
・安倍首相、安保法案が国会で大詰めの時期なのに
テレビ出演のために大阪へ。
・安倍首相、国土交通相をつとめた故・冬柴鉄三氏(公明党)
の次男で経営コンサルの冬柴大(ひろし)氏と会食。
籠池氏と冬柴氏はつながっている。
冬柴大氏は元りそな銀行勤務。
森友学園のHPにりそな銀行のリンク。
(森友学園への20億を超える融資につながる!?)
この辺りの詳細は以下を↓
※ この会食には安倍首相政策補佐官の今井尚哉氏も同席。
今井氏に関して検索すれば色んな情報が得られます。
9/5(土)
・安倍昭恵夫人が幼稚園で講演し、名誉校長に就任。
・昭恵氏「首相から」と100万円を寄付
この流れと状況を見て、
どう考えても、
安倍首相の意思や指示で物事が進んでいるようにしか見えない。
安倍首相はどうしても、
教育勅語を教えるような小学校を作りたかったのだろう。
今年の道徳の教科書検定では、
「郷土愛が足りない」という注文で、
「パン屋」を「和菓子屋」に書き換えさせたり、
町を探検する話題で
「アスレチックの遊具で遊ぶ公園」を
「和楽器を売る店」に差し替えさせている。
http://www.asahi.com/articles/ASK3P7KX3K3PULZU00T.html
こんなアホな話しはないが、
愛国心教育のために
安倍首相が望んでいることなのだ。
23日の証人喚問で森友学園の籠池氏が証拠として示したFAX。
それに対して翌24日の国会でのやり取りや映像を
以下からご覧いただきたい。
安倍昭恵氏の秘書T氏に責任をなすりつける場面である。
http://mokuou.blogspot.jp/2017/03/324_24.html
安倍昭恵氏のフェイスブックが、
籠池氏の証人喚問があった日の夜から更新されていない。
籠池氏への反論を書いた後から更新されていないのだ。
この最後の投稿も昭恵さん本人が書いている感じがしない。
彼女は毎日何回も投稿していたのに、
反論を最後に投稿してないということは、
スマホも管理されて、
書き込みを制限されているのだろう。
さて、
多くの方に読んでもらえるかもしれない媒体に私が書いた原稿を
ここに転載する。
実際に記事になるかはわからないが、
ここ数日モヤモヤしていたものを
吐き出さずにはいられなかった。
〜〜〜〜
組織の不祥事や上司の責任を押し付けられて左遷させられたり、退職に追い込まれる。そんな酷い話は古今東西ある。
先日、私が一人で営むBarに一人の青年が訪ねてきた。仕事場で金銭トラブルが発生し、働き始めたばかりの彼がその犯人に仕立て上げられて、仕事を辞めさせられたという。私自身も、サラリーマン時代にそうした経験がある。上司からの指示に従って業務を遂行したところ、その上司の上司が「そのやり方ではダメだ、元に戻せ」と指示された。そこまではいいとしよう。驚いたのは、最初に私に指示した上司は、「あいつが勝手にやってしまったことで」と上司の上司に言ってのけた。責任を私になすりつけたのである。私は納得いかず、それが大きなキッカケとなって、会社を辞める決心へと傾いていった。今の私が、Barを営み、あの時の私と同じような悩みや悔しさを抱いて訪ねてくる方々に、組織に所属しない生き方を勧めるのは、そうした理由があるからだ。
今、世間を賑わしている森友学園への国有地払い下げ問題。安倍首相と思想信条を共にする森友学園に向けて、国有地が不当に安い価格で売却された真相の究明を期待したい。安倍首相は「私も妻も一切この認可にも、あるいは、この国有地の払い下げにも関係ない。私や妻が関係していたということになれば、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい」と言い切っている。
疑惑の追及で開かれた3月23日の国会証人喚問で森友学園の籠池泰典氏は、安倍首相の妻の昭恵氏が秘書(経産省からの出向)のT氏に指示して、国有地を巡る対応をさせていたと、証拠を示して述べた。ところが翌日24日、菅義偉官房長官は、昭恵夫人は全く関知せず、勝手に秘書のT氏がやったことであるとの見解を言ってのけた。首相や夫人の関与がないものとするために秘書にすべての責任を押し付けたのだ。どう考えてもオカシイ。恐ろしいほどの詭弁だ。これは国家による一個人へのパワハラであり、イジメである。
実は、安倍昭恵氏は、私のBarに何度となく来店されている。その折、秘書のT氏も同行されて一緒に楽しく和気あいあいと飲食されたこともある。一般に国会議員の「秘書」と言うと、政策アドヴァイザー的なイメージもあるが、T氏を含む昭恵氏の秘書の方々は、昭恵氏の行動の周辺サポート的な存在であって、国会議員の秘書とはまるで違う種類のものだ。とても素直で素朴な女性ばかりである。昭恵氏とT氏はファーストレディと秘書という上下関係というより、信頼しあう友人のように、互いに心を開いて話し合える間柄であった。ある雑誌の特集で私が昭恵氏にインタヴューの聞き手としてお会いすることがある折も、安倍政権に批判的なことを言う私を、昭恵氏もT氏も屈託のない笑顔で迎えてくれた。またその段取りについてもT氏は丁寧で誠実な対応をしてくださった。そんな経緯から、T氏は明るく真面目で誠実な女性であるという印象だ。その彼女が、職責的にも、お人柄的にも、安倍首相や昭恵氏の指示や意向なしに、国有地払い下げに関われるわけがない。
政府という権力にこれだけの大事件の汚名を一人着せられたT氏は、さぞ悔しく、やるせないだろう。彼女は様々な上からの指示に忠実に誠実に丁寧に職務を遂行しただけである。彼女が省庁で今後も働いてゆく以上、心の奥に真実を封印し、内なる絶望と世間からの白い目にさらされながら、生き抜いてゆかねばならない。これからの人生を翻弄されるにちがいない。
もしあなたが、上の責任を下に押し付けて責任逃れするような組織にいるのなら、そこを辞めて他の組織に行った方がよい。
皮肉なことだが、秘書を守れない立場に追い込まれてしまった安倍昭恵氏は、3月21日に『日本でいちばん大切にしたい会社』大賞の授賞式で講演を行っている。そこにノミネートされる会社の条件は、人を大切にしていること。「人」とは、一番目に従業員とその家族、二番目に外注先・仕入先、三番目に顧客、四番目に地域社会、五番目に株主の5者を指す。受賞した企業を見ると、いかに代表や組織が従業員を大切にしているか、明快だ。
規則も命令も上司も責任もない! そんな会社が三重県にある。ぜひ、著書『幸せを運ぶ会社 おふくろさん弁当』を読んでほしい。4月1日には国分寺のカフェスローで、この会社の社長「係(かかり)」がトークされる。「社長」と言う役割だけを担っている社長係。社長も一般社員も差がないし、ミスやトラブルが生じても誰かの責任を追及することなく、誰の指示があるわけでもなく、他の動けるメンバーたちが自ずとサポートする。しかも、そうしたトラブル対処をマニュアルやルールにしているわけでもない。
サラリーマン時代に悔しい想いをした私は、今、週4日だけBarを営んでいる。上司から責任を押し付けられることもなく、部下に責任を押し付けることもない。一人で営んでいるからである。すべての業務を一人で行い、すべての責任は私だけ。何と清々しいことか。週3日の休みはお米や大豆を自給して、味噌や醤油も作っているし、移住希望者に空家をつなぐ活動などをしている。
今月都心から移住してくるファミリーはご夫婦と二人のお子さんの4人家族。空家は二棟あって庭は広大で井戸水が湧き、1000平米の畑とトラクターなど農機具も自由に使えて、たった2万円程度である。小さなカウンセリングのナリワイを始めて、生活費が不足する分は夫婦で介護の仕事をして賄うが、互いに必要以上は働かない。半自給暮らしをすると、お金はそんなにかからなくなる。ゆえにガッツリ働かなくていい。責任を負える範囲で仕事すればいいのだ。
冒頭に述べた、仕事場の金銭トラブルの責任を負わされた青年は、ご夫婦で地方に移住してお米や野菜を自給する暮らしを目指し、NPO設立に動き出そうとしている。
安倍昭恵氏の秘書だったT氏にこの記事は届くだろうか。責任を負わなければならないのが誰か、卑怯な人間が誰かは、わかる人には分かっている。国民のおおかたは分かっている。証拠があろうとなかろうと、この国のトップである。権力にものを言わせたのだ。T氏は理不尽な責任を負わされてしまったが、あなたは一人ではない。生きる道は今いる職場だけではない。生き方は多様である。省庁の中で働くことに限界が来た時、私を覚えていてくださるなら、いづれ訪ねてきてほしい。
〜〜〜〜
昭恵さん、
もし私のこのブログを読むことがあるなら、
何かを感じることでしょう。
お立場はわかります。
そして昭恵さん自身が本当に辛い立場になっていることも
わかっています。
私が書いたことは間違っているかもしれません。
でも、どうであれ、
首相も官房長官もTさんを見捨てて利用したことは明らかです。
昭恵さんも同罪になります。
昭恵さんが彼女の汚名を晴らさない限り、
それには真実をすべて語らない限り、
彼女の人生を翻弄させてゆくでしょう。
そして、
昭恵さん自身がずっと苦しんでゆくことになるでしょう。
3/31(金) 13時30分〜
ふれあい蓮沼(蓮沼駅 or 池上駅)でトークする。
前回ご好評いただいて、
連続でご依頼を頂いた。
何を話せばいいのやら(^^)
お申込:03-3736-8200(夜間)山中菊江
参加費:300円
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–【 髙坂 勝 出演情報 】–
■ 3/27(月)19:00~20:30 横須賀市 汐入駅近く
「自然と調和して自分らしく生きるためには」
■ 3/31(金) 13時30分〜 at ふれあい蓮沼(蓮沼駅 or 池上駅)
お申込:03-3736-8200(夜間)山中菊江
参加費:300円
■ 4/1(土)23:00~24:00 BS-TBS 『TOGETHER』に出演
http://www.bs-tbs.co.jp/together/
■ 4/22(土) 昼ごろ アースデー東京で二つのトークに出演
・ソーラーシェアリングの東光弘さん/有機農家の齊藤超さんとトーク
・半農半Xの塩見直紀さん/歌手のYaeちゃんとトーク
■ 5/27(土)13:30~15:30 海外異世代交流会 in 六本木
でトークします。
https://www.facebook.com/events/1852751558324767/
(フェイスブックをしていない方で参加したい方は、
髙坂oh.moonsetアットマークnifty.comまでメールください)
主催:若林育真さん
会費:2000円
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http://chikyunoshigoto.com/archives/category/kyouyou/
12/2(土)
「ライフスタイル 縮小均衡時代のダウンシフト」と題して講義
■ 2018/1/8 タマツキ主催・寺田本家酒蔵ツアー
http://kokucheese.com/event/index/448233/
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■ ハーバービジネスオンラインに寄稿
【シリーズ雇われない生き方1】農業人口激減の中、
前年比10%増の売り上げを課される農業機器営業マンの苦悩
【シリーズ雇われない生き方2】
「残業するな」「時短をしろ」という改革は逆に負担になる
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