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じゃじゃな〜ん!

と、上記案件はエンディングに回し、、、。

 

昨今、

政府は働き方改革の体を取っているが、

いやはや、

月間の残業を100時間まで許容する!?、

改革の名に反するような意味のない落とし所になりそうだ。

 

「働き方改革」でなく、

「働かせ方改革」になりはしないか!

 

以下のニュースがまともなことを書いていて面白い。

世界最大級の投資家が日本企業400社に送った書簡
ブラックロックが突きつけた「ESG
(環境・社会・企業統治)
http://nkbp.jp/2mXnzO3

 

「企業が従業員の能力開発や生活水準の向上に積極的に投資しているかを注視している」──。3月上旬、ブラックロックのラリー・フィンク会長兼CEO(最高経営責任者)が、日本の有力企業約400社に向けて書簡を送った。

 

 

経団連さん、政府さん、

あなたたちのエセ改革じゃ、

善良な大株主にもそのうち見放されるよ!

 

 

さて、

正規雇用者の年間労働時間は2030時間。

非正規を加えて均しても1800時間を切るくらい。

 

デンマークやドイツやオランダなど1300時間台だ。

要は1日8時間労働として週休三日も取れるくらいなのだ。

 

当店タマツキの週休三日を、

いつか世間の当たり前にしたい。

 

 

プレミアムフライデーがもてはやされたが、

そんなものできるのは官庁や上場企業の中の一部だけ。

しかも

日本国政府と経済界が提唱する、

     新たな個人消費喚起キャンペーン」

だとさ!

 

せっかくの早帰りだとしても、

家庭人や趣味人や寛ぎや休息に向かうことを良しとせず、

「THE 消費者」として促される。

いやだね〜!

 

労働時間減らしたのに買い物で出費が増えちゃ、

もっと働かなきゃならなくなるでしょ!

アホか!!!

 

もう「もっと消費」「消費は美徳」なんて時代は

とっくに終わっているのにさ。

 

働く時間を減らそうって言ったって、

経済成長も、売り上げも、利益も、

取り下げない。

 

全てをいいとこ取りなんて、できるわけない。

 

労働時間を減らしたいんなら、

仕事量と売り上げ目標数値も下げなきゃね。

 

家庭や趣味や余暇の時間が充実し、

働き方にも満足感と自己肯定感が付随すれば、

自ずと個人のやる気や能力や効率性も上がり、

業績もついてくる。

 

幸福度NO1のデンマークでは、

宝くじで大金が当たっても、

8割の人は「仕事を辞めない」と答えたという。

 

知識層が期待を込めて言う

「労働生産性の向上」には限界がある。

それに

労働生産性が上がっても

労働時間が減った、出勤日が減った、など聞いたことがない。

 

常に大きくとか多くとか拡大とか規模的成長などしなくたって、

均衡再生産や、定常経済や、

活発にお金が循環していればいいのだ(^^)

 

経済に重要なのは「拡大」でなくて「循環」なのである。

 

 

俺たち側から暮らし方や働き方を変えてゆくしかない。

 

チャレンジしている地方の小さな企業だってある。

「週休3日制、大分の半島で東京と違う働き方模索」

http://www.asahi.com/articles/ASK2K5TVQK2KTIPE02S.html

 

 

 

さて、労働時間の焦点とは少しズレるが、

働き方として、

大企業でインパクトのある仕事をしたい、

という人も多いだろう。

 

しかし、そのチャレンジ心は悪くないが、

大企業に居たからとてその仕事に就けるとは限らないし、

遠回りだったり、別の道に行かされることの方がはるかに多い。

たどり着く前に疲れ果て、幻想が幻滅になるだけだ。

 

大企業に勤めなくては大きなことはできない、

と思ってしまいがちだが、

これからの時代は個人のネットワークによるプロジェクトでも

企業に負けず劣らないことができる時代だ。

 

当店に二度ほどお越しになった、

イセオサムさんの二つの記事が面白い。

 

「三足のわらじを履きこなすウェブ演出家」

http://careerhack.en-japan.com/report/detail/381

「面白いを仕事にするイセオサムの挑戦」

https://mpjob.jp/careergroove/%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%82%AA%E3%82%B5%E3%83%A0/

 

こういう働き方がどんどん進んでゆくだろう。

 

イセさんも農的自給的な方向性に関心あるとおっしゃっている。

 

最先端と、最後尾と言われてきた田舎の農が、

結びついてゆく時代である(^^)

 

 

いつも店や田んぼ講演で言っていることだが、

労働時間が減れば収入も減る。

それを受け入れる時代はもう到来している。

(内部留保で利益を溜め込んで

  人件費に回さない企業には、

   ロクでもね〜!と思っているが)

 

収入が下がっても、

コミュニティーがあり、

半自給的な農の営みや交換経済があれば、

幸せに穏やかに暮らせることを証明している地域が、

島根県にある。

 

「平均年収240万円前後なのに人口が減少しない村」

http://how-match.jp/onan-shimane

 

ぜひ読んでほしい。

 

 

サァ、

上意下達でイヤイヤ働かされる時代から、

自らの主体性でウキウキ淡々と働く時代へ、

できる人から歩み出してほしい。

 

 

と人を励ましつつ、

明日から土日月で、

確定申告の計算などしなくては、

3/15に間に合わない(@@);

 

 

 

 

 

⇧新著です⇧

 

 

 

 

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http://umininaru.raindrop.jp/masarukohsaka

 

 

–【 髙坂 勝  出演情報 】–

 

■ 3/27(月)19:00~20:30 横須賀市 汐入駅近く
「自然と調和して自分らしく生きるためには」

 

■ 3/31(金) 13時30分〜  at ふれあい蓮沼(蓮沼駅 or 池上駅)

お申込:03-3736-8200(夜間)山中菊江
参加費:300円

■ 4/1(土)23:00~24:00  BS-TBS 『TOGETHER』に出演
http://www.bs-tbs.co.jp/together/

■ 5/27(土)13:30~15:30 海外異世代交流会 in 六本木
 でトークします。
https://www.facebook.com/events/1852751558324767/
(フェイスブックをしていない方で参加したい方は、
  髙坂oh.moonsetアットマークnifty.comまでメールください)
主催:若林育真さん
会費:2000円  

 

■ 地球のしごと大學教養学部 募集スタート

http://chikyunoshigoto.com/archives/category/kyouyou/

12/2(土)

「ライフスタイル 縮小均衡時代のダウンシフト」と題して講義

 

■ 2018/1/8 タマツキ主催・寺田本家酒蔵ツアー

http://kokucheese.com/event/index/448233/

 

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■ ハーバービジネスオンラインに寄稿

【シリーズ雇われない生き方1】農業人口激減の中、

前年比10%増の売り上げを課される農業機器営業マンの苦悩

http://hbol.jp/115715

【シリーズ雇われない生き方2】

「残業するな」「時短をしろ」という改革は逆に負担になる

https://hbol.jp/119644

【上野千鶴子氏の言う「平等に貧しくなろう」は

        そんなにマズかったのか?】

 https://hbol.jp/130500

 

私の拙本です・・・・↓↓↓    

 

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