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当店Organic Bar [ たまにはTSUKIでも眺めましょ ]
ゴールデンウィークは通常営業し、土日月はお休みです

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ここ10日ほど、
自然エネルギー関係のキーマンと遭遇することがあった。

先々週は、
自然エネルギーの広がりを書物や講演で拡散している
高橋真樹(たかはしまさき)さんが久しぶりに来店。
もう15年の付き合いだ。



(左が高橋真樹さん)

土曜日には
greenz主宰のトークで、
greenzの鈴木菜央さんと、
藤野電力の小田嶋電哲さんと、
クロストークだった。



(真ん中が小田嶋さん)

小田嶋さんは、
オフグリットの小さな電気自給ワークショップを拡げて来た方。

私も彼のWSで
ソーラーパネルを組んで小さな電気を作るようになったし、
もう何回もお会いしているが、
なんだか自然体で魅力あふれていて、
今回一緒に話すのは初めてで楽しかった。

そして。。。
先週の金曜日、
私に大きな影響を与えてくれた飯田哲也さんがご来店頂いた。



(飯田さんは左奧の男性)

実は以前にも数回お会いしてはいるものの、
やっぱり、自分の店に来てくれると、嬉しい!

飯田哲也さんは日本で自然エネルギーを牽引して来た方だ。

3.11東電原発事故を機に
マスコミはじめありとあらゆるところから引っ張りだこになった。

未来の党を立ち上げたり、
山口県知事選や衆議院選にも出馬した。

政治家としての結果はでなかったし、
いろいろ賛否両論も巷ではあったが、
自然エネルギーを拡げるためには、
いわゆる敵であろう政治家や官僚すらも
笑顔と穏やかな面立ちと説得力で巻き込んで行く人間力で、
法律や規制を動かして実践に結びつける力は、
本当にリスペクトなのだ。

飯田さんが行動してきたことの延長線で、
今後の日本のエネルギー政策に大きな流れを作って行くだろう。
ますます活躍されている。

私が飯田さんに出会ったのは、もう13年前。

失意のもとで脱サラし、一年の旅を終え、
金沢でフリーターで料理をしはじめた頃だ。

石油と原発に頼らない社会を作らないと、、、
なんて青臭く考え始めた頃、
図書館で出会った一冊。

『エネルギーと私たちの社会』

著者はデンマークの市民科学者ヨアン・ノルゴー氏。

感銘を受けた。

高エネルギー社会より低エネルギー社会のほうが、
人は幸せになれることを、
ちゃんとしっかり数字で説明する。

このヨアン氏の考えが、
デンマークを自然エネルギーと福祉で
幸福度の高い国にしていったのではないか。

私自身、今、月に5~6回も講演や対談の機会を頂くようになり、
その中で、頻度高くヨアン・ノルゴーさんの言葉を引用する。

「未来は予測するものでなく、選び取るものである」

この言葉を胸に、
小さな私自身も、店を起し、田を起こし、NPOを起こし、
未来を選びとって来た。

さて、この本を翻訳しているのが飯田哲也さんだったのだ。

それ以来、
飯田さんのことを遠くからリスペクトして見続けて来た。

数年前にお会いでき、
そして店に来てもらえるなんて、嬉しい限り!

今、経産省や原子力村は原発比率を、
反省もなくしたたかに復活させようとしている。

飯田さんが運営する環境エネルギー政策研究所が
プレスリリースを出した。

~ エネルギーミックスへの政策提言 ~
歴史的な流れに従ったエネルギー大転換を

http://www.isep.or.jp/library/7557

飯田さんの帰り際、
店に置いている『エネルギーと私たちの社会』の本に
サインを求めた。

「この本には思入れがあるんだ、
高坂さんが読んでくれていたとは嬉しいな~」

なんて喜ばしいことを言ってくれながら書いてくれた言葉。

示し合わせたわけではない。
なのに、その言葉を書いてくれたのだ!

みなさんも、
批判家や評論家で終わるのでなく、
未来を選びとって欲しい!

ヨアンさん → 飯田さん → 髙坂 → そしてみなさんへ。

まだまだ私自身も、
たんたんと、ゆっくりと、未来を選んで行くぞ!

この日はアエラの編集長も来てくださった。
それがご縁かと思うが、
一昨日に電話があり、
5月半ば発のアエラで格差をテーマにするらしく、
取材の依頼も頂いた。

田植え風景も撮りにくるという。

お役にたつ記事になるといいな~(^^)




———【 髙坂 勝 の トーク 出演情報 】———-


■ 5/11(月)19:00~
坂爪圭吾さんと対談「新しい時代の生き方」 
             at
阿佐ヶ谷区役所 産業会館
 〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3丁目2-19
参加費:1,000円より投げ銭制

https://www.facebook.com/events/826309420781273/

■ 7/5(日) ネクスト200年創造学科
by 地球のしごと大學
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