本日は、「イブの夜は、たまきんブラザーズ」ライブのため、

一般のお客様はお入りいただけません。

どうぞよろしくお願いします。

昨日、今日と、やはり・・・・というニュース。

トヨタさんが赤字転落です。

去年２．３兆円あった営業利益は、

今年1500億円の赤字になる予定！

去年、トヨタさんが世界で、車を売った数は８９０万台。

今年、750万台の見通し。

140万台減っただけで、２．３兆円の利益が吹っ飛んだ！

売上げが、

23兆円から21.5兆円に減っただけで、

２．３兆円の利益が無くなって赤字になったわけです。

もりろん、円高による損出も大きい。

それを含め考えてみても、

大規模経営って、非効率だと思いませんか？

今までの私達が

「大きいことがいいことだ。」

「規模拡大こそ、効率だ。」

と信じてきた考え方は、今、間違えだったと気付くときなのです。

こうしたグローバル経済のもとでの

経済・経営の拡大は、

本当に効率的だったのでしょうか？

だって、見てください。

トヨタのこの有様を！

地域に根ざして循環する小さいビジネスは、、

こんなことにはなりません。

利益率も、大企業より遥かにいいですよ(^^)

私がトヨタさんやキャノンさんをよく例に出すのは、

日本を代表する企業であり、

経団連のトップを勤める人間が、この二社から出ているからです。

さて、こうした大手企業は、大量の人員削減をする一方で、

株主への配当を維持、もしくは、増やしているところすら多々あります。

今日の新聞によると、

大手16社で、

利益から株主への配当金を差し引いた内部留保金額は、

２００２年から倍増していて、なんと33兆円！

これだけあるなら、一時的に利益がゼロになっても、

従業員解雇に走る必要はありませません！

「働き方の自由化」という名のもと、

小泉内閣で

経済学者の竹中平蔵氏や

オリックスの宮内義彦氏や

トヨタの奥田氏（当時・経団連会長）たちが、

派遣労働の範囲を製造業まで拡げた時期（2003年）とも重なります。

要するに、汗水たらした労働者に分配されるはずだった労働コストが、

企業の内部に余って営業利益になり、

株主や役員報酬に大きく還元されたということ。

労働者が本来もらうべき金が、

企業のトップや投資家に渡されたということ。

これが、グローバル経済の正体であり、

これが、格差の本質であり、

これが、昨年までの戦後最大の景気と言われた「偽り」の経済。

この戦後最大の好景気といわれていた数年間に、

様々な社会の問題が拡大・深刻化してきたことは、

全部、繋がっている「負の連鎖」なのです。

しかし、日本のトップにいる経済人は、

阿呆だと思いませんか？

車が売れないのは、若者の車離れ・・・といいますが、

当然でしょ！

日本を代表する車会社のトップが、

派遣労働者を政治的にも経営的にも増やして、

日本の全労働者の3分の１が、非正規雇用になってしまったのですから！

給料が安く、将来の保障すら見えないのに、

車、買えますか？

どうやってローン組むのですか？

さて、

大手企業の派遣切りに対して、

各地の小さな自治体は様々な対策に動き始めている。

基本はワークシェアリング。

地域に根ざした小さなところから、こうした共生経済が生れていることに

嬉しく思います。

それは、市民の苦しい顔が、直接、見えるから！

平成の大合併のもと、

市町村の統廃合が行われたのも小泉政権時代。

大きな行政になるほど、行動が遅い。

（政府は相変わらず、モタモタ）

それは住民と役人や政治家の距離が遠くなって

顔が見えないから。

住民・市民と近い政治や経済や経営

・・・・それこそが、本当は大切であることも、

ここから見えてきます。

小泉政権が行った改革は、

ただ、「大きさ」「効率」「市場に任す」というものでした。

その効率とは単に「コスト」と「時間短縮」

その効率のためには、人の尊厳と自然を犠牲にしたのです。

その弊害が、今の有様です。

これからの「効率」の規定は、

「人と自然にとって効率的に・・」としたいものです。

じゃぁ、どうするのって・・・・・・

ここのところず～っと書いているように、

好きなことで生きてゆくチャンスの時代です。

大企業や消費させられることに依存しない生き方。

（ここ数回の私のブログを読んでね）

小さなつながりのあるビジネス、

大量消費から脱却し、農に近づくライフスタイル、

相手の笑顔が見れて、自分の心に嘘をつかずに済む、

心から欲することに向かう時代だと思います。

さぁ、今晩のイブは、

たまきんブラザーズのライブで、

みんなで笑顔になろうっと！

ではでは、仕込み＆準備に行ってきまぁす(^^)

hhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh

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