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先日、千葉県山武(さんむ)市に
鈴木生さんの御宅を訪問しました。
私の店では彼から卵を仕入れることが多々あります。
循環型の飼料で育てた鶏の有精卵です。
有精卵とは、
まさに生きているということ。
温めれば雛が生れます。
健康な卵は、
黄身が盛り上がり
白身も二段に盛り上がります
普通の市販の卵では、
温めても雛は産まれないし、
白身は二段になりません。
みなさんも確認してみてね!
当店ではオムレツやツクネの黄身や、
卵がけご飯になります。
美味しいと評判です。
卵ちゃんたち、
尊いいのちをありがとう、感謝!
生きているものを食べるから
私達は生きるエネルギーを貰える
弱肉強食ではなく、
命の連鎖なのかな
だって、本当に弱肉強食だったら、
肉食の大型動物しか世界には居なくなっちゃうもんね。
では、ヒトは・・・・?
みずからの基盤である、
他の動植物と大地を奪い続けている。
結果、みずから生き残れない世界へ向かっている。
ヒトは頭がいいのではなくて、阿呆ですな。
(^o^)
反省せい!
(--;)
そんな風に思う昨今です。
さて、生さんの畑も拝見。
彼は機械はおろか鍬さえも使いません。
鍬で土をえぐればそこにいる虫さんや微生物ちゃんを
傷つけてしまうから!と。
ゆえに何でも手作業。
凄い優しさと根気なのです。
様々な野菜や虫たちが共存する畑は気持ちいい。
実は私は都会育ちで虫が若干苦手。
でも、田んぼや畑にいくと、
苦手な虫たちが可愛くて愛おしくて!
コンクリートに囲まれた土の無い生活は、
私達の精神性をも
大地から切り離してゆくものなのだ・・・
なんて思います。
コンクリートに虫がはっていたり、
キレイな室内に虫がいると、
確かに違和感がある。
でも大地やミドリの中にいる虫は、
それが自然ゆえ、
当然のこととして調和してる。
ゴミもそうですね。
本来は枯れ葉や散った花も
土に戻るからゴミにはならぬ。
でもコンクリートの上では、
土に返ることができず、
コンクリートにへばりついてゴミになってしまう。
ゴミに出せば燃やされるために
石油を使い、CO2を出す。
なんだか切ないな!
話しを戻してッと・・・・
生さんの
試行錯誤で様々な農方法をスローに探究する姿に
哲学を感じました。
塩も手作り、味噌も手作り、
そして、今年は醤油にもチャレンジ!
しかもその醤油づくりは、
彼のオリジナル方法なので、
本当に醤油になるか、まだわからない!
でもその発想とチャレンジ精神が素敵ですね。
見事、お醤油になったら
みなさんにもレシピお伝えします(^^)
なんでも手作業な生さん。
ものを創るもしくは育てるのに大切なことは、
真心と時間なのだなぁと、
感じ入りました。
のんびりな私も、
「まだまだ、のんびりが足りないな・・・」
なんて思うほど、
静かな時が流れる生さんのライフスタイルでした。
彼の住む家は、古民家。
こんなに素敵ですよ(^^)
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帰りにヤギたちが、
寂しそうに、でもなんだかヒョウキンな顔で
見送りしてくれました(^^)

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