一昨日の金曜日、
当店はとても嬉しい宴でした。
二年前、付き合い始めた日に来店してくれたカップルが、
結婚して岐阜で新しい生活をスタートするということで、
東京の友人で集まってのお祝いだったのです(^^)/
埼玉小川町の有機農家さんで農を学ぶ中で出遭った二人は、
その後、山形と静岡の遠距離恋愛を続けて、今、ゴールイン!
嬉しいなぁ。
あの頃、
お客さんが少ないとき、
農のこと、社会のこと、未来のこと、
語り合いましたね(^^)
新天地・岐阜県・高山で、
彼は木工職人を目指し修行。
彼女とともに近所に畑を借りて少々の自給自足をするそうです!
二人の歴史も、いいんです。
彼は大卒後、高級スーパーの青果担当として働くも、
アトピー悪化!
年中同じように並ぶ野菜、
遠くから運ばれるために
農薬や添加物にまみれた果物の不自然さに気付き、
売ることに疑問をもつようになりました。
退職して小川町の農家さんに住み込み、
虫や草を敵としない不耕起の自然農を知りました。
彼女は、小さい頃からマンガ家を目指してましたが、
「食べてゆけない」という大人の声で夢を断念。
パソコンの専門学校で情報処理を学びましたが、
夢を諦められずに上京し、
フリーのイラストレーターとして活躍しました。
大切な人が病院に行っても回復しない姿を見て疑問を持ち、
マクロビオティック(玄米菜食)に出会い、
「自分の食べたものが、自分の身体をつくる」ことに納得。
小川町で農と食を学び励んだのでした。
その小川町で二人は出会ったのです。
運命ですよね
宴の最後に彼女が言いました。
「自然があってこその私達。
水や土や空気や緑を大切に生きていきたい」と!
(多少、文言が間違えてたらゴメンなさい)
なんだか嬉しくて嬉しくて・・・・
お二人の夢と勇気と幸せに、乾杯
(写真が暗くて、ごめんなさい)
下記は彼のmixiの自己紹介の中から抜粋しました。
夢が実現しますように!
本当に、嬉しいのだ(^^)
素晴らしい文章なので、
皆さんも読んでくださいね
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日本を象徴するのは木の文化・・・・・。
住む家、着るもの、様々な生活道具には木のものが多く、
それを使うと体になじみ、ほっと落ち着く。
そんな日本の文化が今は、
工業製品や経済至上主義の波におしやられ、
気付くと木製品は
海外の土地からやみくもに伐りとられたものでつくられ、
腐らないようにと化学薬品を使い、
古いからといって取り壊す。
植物の成長スピードが無視されている。
昔は千年かけて育った木は千年以上持つようにつくったそうで、
その間に次に使う材がちゃんと育つようになっていた。
自然のバランスが崩れ、悪循環のツケが人間に帰りつつある。
そうだ、 職人になろう!!
場所は飛騨高山。
ここに昔からの徒弟制度を生かして、
家具づくりをイチから教えてくれるところがある。
職人としての道は長く、厳しいだろう。
それでも、今からでも学ぶ価値があると思った。
木の良さを生かした家具や生活道具をつくりたい。
製品というよりも個性のあるもの、思いが込められているもの。
長く使えるようにするための伝統工法も大切にしたい。
つくったものを通して生活のスピードを見つめ直し、
地球のことを思いやる、そんなメッセージを込めたい。
自分が使った分の木をまた自分で植え、
当然のように畑に立ち食べるものも自分でつくる、
そんな職人になりたいと思う。
hhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh
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