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2月末だったろうか、

味噌を仕込んだ。

 

今日は醤油を仕込み始めた。

去年収穫の自給大豆が少し少なかったので、

近所の大桃豆腐さんから美味しい大豆を譲ってもらった。

 

 

さてとさてと、、、

 

 

TPPがなんとかご破算になって、やれやれと思いつつも、

やはり次は懸念した通り、

EPA(経済連携協定)やらFTA(自由貿易協定)などが

押し迫ってくる。

 

自由貿易は歴史の必然と考え、

私たちに便益をもたらしてきた、という光の面。

 

それはその通りでもあるが、

人権や環境が奪われ、格差貧困拡大の原因である闇は、

あまり世間では語られないままだ。

 

これからの未来には注意が必要だ。

自由貿易という言葉が万能だと思わないでほしい。

自由貿易は万能ではないし、

不公正を生む側面こそに目を向けないと危ない。

 

だからこそTPPのようなものを止めようと、

世界の多くの市民が働きかけてきたわけだし、

アメリカ大統領トランプのおおかたの政策は支持しないものの、

トランプが大統領選に勝ったのは、

自由貿易の負の側面に焦点を当てたからだ。

 

 

それに関連して、、、、

どうもいかがわしいことがある。

水道の民営化である。

 

特に麻生大臣が乗り気だという話が、

随分前から聞こえてきている。

 

先日、国会で山本太郎議員が麻生大臣に質問した。

 

山本:人が生きるのに一番大切なのは「空気」。

     では二番目に大切なものは?

 

麻生:この手の意味のわからない質問にはこう答えよう、

  朝は希望を持ち、昼は懸命に働き、夜は感謝して寝る。

    そういうことが大切だ!

 

(私の記憶で書いているので、ニュアンスでご理解ください)

 

麻生氏の個人的ユーモアとすれば笑える部分があるものの、

大臣としての発言でこれは、

完全な、はぐらかしである。

 

 

さて二番目に大切な「水」!

 

水道事業を国の所管から、

企業に委ねるというものだ。

 

得に、海外企業に委ねる可能性がある!

すでに各地で一部、徐々に進んでいる。

例えば、

愛媛の松山では

フランスのヴェオリア社が一部管理に入っている。

 

ググっていただけたら、わかるだろう。

 

 

民営化すると一時的には安くなるが、

徐々に値上げをされてゆくことが、

海外では実証済みだ。

 

しかも過疎地など水道管理で効率が悪いところは、

縮小閉鎖することもあり得る。

公共の場の公園などの水も止めるケースが、

各国で起こっている。

 

企業というものは

利益が出ないとなれば、

撤退するものだ。

 

企業の利益次第で、

生活が苦しくて水道代を払えない人や

田舎の田舎に住む人などは、

水道をひねって水が飲めなくなる可能性がある、

ということ。

 

だからこそ、

公共性の高いもの、

命に関わるものは、

利益を求める企業に委ねたら危ない。

 

ゆえに国や自治体が管理してきたわけである。

それは世界の各国でも同じこと。

 

 

 

 

 

 

IMF(国際通貨基金)や世界銀行が

水道民営化を日本に推し進めたいことが、

いろんなところから聞こえてきていた。

 

 

私の新著の『次の時代へ、先に生きる』の

確か第6章で触れた、

IMFや世界銀行が押し付けてくる、

恐ろしや、

構造調整プログラム。

 

水の民営化もその一環だ。

 

経済のため、効率化のため、

とは常套句だ。

 

一部の企業が世界の市場を取り仕切って富を独占する。

 

いのちに関わる、「水」でさえも!

 

それらについていい記事を見つけた。

 

これを是非とも読んでほしい。

 

 

http://www.mag2.com/p/money/10990

 

 

日本において、

こういうことが次々に起こってくるだろう。

現に様々な生活の基盤が徐々に壊されてきているじゃないか!

生きづらい社会にどんどん進んできてしまった。

 

だからオカシイことにオカシイと言い、

様々な社会運動で行動をする。

 

一方で、

自らの暮らしやいのちを保つために、

私は常々言うのだ。

田舎に散ろう。

 

田舎に行けば、湧き水や沢水は豊富にある。

井戸水が使える古民家も多い。

 

もちろん、塩素など人工物が入っていないから、

めちゃくちゃ美味しい。

 

私は田んぼのある匝瑳の地で

美味しい水が湧き出ているところを何箇所も知っている。

井戸水が使える家と何軒も親しくしている。

 

自らも水を得る方法を知っているし、

それを得るスペースも持っている。

 

井戸を掘れる友人がいるので、

いづれ匝瑳の家にも掘りたいと計画している。

 

 

仮に水道料金が上がったり、水道を廃止されても、

大丈夫なわけだ。

 

 

都市で水が湧き出るところはほとんどない。

企業が水道を止めたら、

生き延びる選択肢がない。

 

 

水はいのちの源。

お金を掛けずしても、

違う選択で豊かに生き延びる術を

確保しておくことが重要になってくるのだ(^^)

 

 

もう一つ書き加えよう。

 

お金を払わねば得られないものに関して、

人は自ずと確保しようとする。

独占しようとする。

供給が少なくなれば力ずくで奪おうとする。

 

一方、

ただで手に入るものや、

与えても減らないものは、

独り占めしても意味がない。

人は自ずと与え、分かち合おうとするようになる。

 

これがギフト経済である。

 

本来、

空気や水や自分の知恵や経験は、

人に差し上げても減るものではない。

 

いのちが脅かされないだけでなく、

分かち合い、譲り合う、という、

おおらかな考え方や生き方に転換できるのである(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3/31(金) 13時30分〜 

ふれあい蓮沼(蓮沼駅 or 池上駅)でトークする。

前回ご好評いただいて、

連続でご依頼を頂いた。

何を話せばいいのやら(^^)

 

 

 

お申込:03-3736-8200(夜間)山中菊江
参加費:300円

 

 

 

⇧私の新著です⇧

 

 

 

 

 

—  【 高坂 勝 HP 】  —
http://umininaru.raindrop.jp/masarukohsaka

 

 

–【 髙坂 勝  出演情報 】–

 

■ 3/27(月)19:00~20:30 横須賀市 汐入駅近く
「自然と調和して自分らしく生きるためには」

 

■ 3/31(金) 13時30分〜  at ふれあい蓮沼(蓮沼駅 or 池上駅)

お申込:03-3736-8200(夜間)山中菊江
参加費:300円

■ 4/1(土)23:00~24:00  BS-TBS 『TOGETHER』に出演
http://www.bs-tbs.co.jp/together/

■ 4/22(土) 昼ごろ アースデー東京で二つのトークに出演
  ・ソーラーシェアリングの東光弘さん/有機農家の齊藤超さんとトーク
  ・半農半Xの塩見直紀さん/歌手のYaeちゃんとトーク

■ 5/27(土)13:30~15:30 海外異世代交流会 in 六本木
 でトークします。
https://www.facebook.com/events/1852751558324767/
(フェイスブックをしていない方で参加したい方は、
  髙坂oh.moonsetアットマークnifty.comまでメールください)
主催:若林育真さん
会費:2000円  

 

■ 地球のしごと大學教養学部 募集スタート

http://chikyunoshigoto.com/archives/category/kyouyou/

12/2(土)

「ライフスタイル 縮小均衡時代のダウンシフト」と題して講義

 

■ 2018/1/8 タマツキ主催・寺田本家酒蔵ツアー

http://kokucheese.com/event/index/448233/

 

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■ ハーバービジネスオンラインに寄稿

【シリーズ雇われない生き方1】農業人口激減の中、

前年比10%増の売り上げを課される農業機器営業マンの苦悩

http://hbol.jp/115715

【シリーズ雇われない生き方2】

「残業するな」「時短をしろ」という改革は逆に負担になる

https://hbol.jp/119644

【上野千鶴子氏の言う「平等に貧しくなろう」は

        そんなにマズかったのか?】

https://hbol.jp/130500

 

 

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