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7月はじめ、ハワイ島にいってきました。
写真はワイピオ渓谷。
ここはハワイアンネイティブが大自然とともに暮らしている
神聖な場所。
山から滝と川を経て下りてくる豊富な水を活かして
タロイモを栽培するほかは、
森が食べものを供給してくれる。
マンゴ、グァバ、パッションフルーツ、ライムなど
野生のままに森に溢れている。
お腹がすき、喉が渇いたら、
木から頂けばばいい。
川にも海のも魚が豊富。
自然に則して生きている人たちがここに居ました。
森と海からの恵みがとともに生きる人たちは、
飢える心配がないので、
朗らかです。
本来、南に住む人たちは、
食も豊かで多く働かなくてよく、
だから、心も豊かなんだろうな!
さて・・・・
今朝の新聞に
『 WTO決裂 』
とりあえずは、よし(^^)
それにしても
英語の頭文字用語って、わかりづらいですね!
WTO(世界貿易機構)は、
各国貿易に関して、
それぞれの国が関税を引き下げて
貿易を更に盛んにしようというもの
工業分野・サービス分野と、
命の源である農業分野の貿易条件が
同じテーブルで話し合われます。
しかも過去のWTO会議では、
主要先進国が密室で話し合って決めてきたのでした。
日本が経済大国になったのは、
工業製品分野で
こうした自由貿易が進んだお陰ですよね。
一方、
アメリカが有利になる条件の取り決めは、
途上国の貧困をさらに大きくしました。
とくに農業分野では途上国だけでなく先進国も
打撃を受けてきたのです。
関税を引き下げるとはどういうことでしょう?
通常、ものを輸入するには関税を払わねばなりません。
米の場合でいえば
1キロあたり350円くらい。
そうすると、安い海外のお米を輸入しようとしても
1キロ350円を税金を納めねばならない。
5キロの米なら関税だけで1750円もかかるから。
安さのメリットがないので
輸入しても商売にならないし、
同じ値段なら美味しい国内の米のほうを
消費者も選ぶでしょう。
そうやって格安の輸入品から国内の農産物を守りたいのは、
各国とも当然のことですね。
工業製品の輸出入の関税も、
農産物の輸出入の関税も、
無くしてゆこうというのがWTOの方針です。
それが経済発展を促すと謳うのです。
でも、本当にそうなのかな?・・・・
150ヶ国を超えるWTO加盟国の会議は、
決裂に終りました。
これで8年間、なにも合意がないままです。
私は、農業をおざなりにする合意には反対です。
「農産物の輸入関税引き下げ」て
海外産の米や野菜や穀物が増えることと、
「国内食料自給率を上げる」
とは、
誰が考えても矛盾するものですよね。
中国ギョーザやBSE牛肉など
海外からの輸入品には危険も伴うし、
フードマイレージが高いので
石油を消費して温暖化を進めちゃうジャン!
工業製品の自由貿易のために、
農業の条件を犠牲にするのか?
続きは次回以降に(^^(/

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