またもお奨め番組情報です。
今日、午後10時25分からNHK教育で、
「知るを楽しむ、稲作革命」で、
全4回にわたり岩沢信夫さんを特集します。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200809/wednesday.html#1
こういう番組ができるなんて、
数年前には考えられませんでした。
不耕起・冬期湛水は、
今までの近代農業と農政を全く否定する農法なのですから・・・・
時代が凄い勢いで変わってきている証拠です!
随分前に「冬期湛水・不耕起」について、
何回かブログに書きました。
http://ameblo.jp/smile-moonset/entry-10072108263.html
http://ameblo.jp/smile-moonset/entry-10065945678.html
コメについても、書きました
http://ameblo.jp/smile-moonset/entry-10071431184.html
岩沢さんの不耕起・冬期湛水の理念と実践を、ぜひご覧下さい。
自給、環境、美味しい、健康に興味ある方へ・・・・
みなさんご存知の酒蔵・寺田本家のお米も、
岩沢さんの直接アドヴァイスのもとで、
藤崎さんという農家さんがお米を作っています。
番組のHPより抜粋
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第一回 「日本の農業は米だ」
「不耕起栽培」という仰天の農法を考え、
普及を進める農業技術指導者・岩澤信夫さん。
千葉の農家に生まれた岩澤さんは、
促成栽培技術を確立するなどして農家を成功に導いた。
そんな岩澤さんがコメ栽培に目覚め、
辿りついたのが昔からの米作り。
耕さない農法「不耕起栽培」技術に出会うまでの話を
紹介していただく。
第二回 「耕さない田んぼが農家を変える」
田を耕さないことで、土が固くなり、生えた稲は野生化し、
たわわに実る稲を作った。そして少しずつではあるが、
この農法を取り入れる農家も増え始めた。
一方で岩澤さんは、田んぼの異変に気が付く。
藻が生え、カエルやトンボなど、
小さな生きものが見られるようになったのだ。
岩澤さんは「耕さない田んぼ」が「環境を変える」
という偉大な事実に気付き「不耕起」に魅力を感じる。
実践した農家の田んぼにはサギが舞い、
トンボが群れとび、白鳥が越冬に来るようにもなった。
その結果、農家の意識も変わり始めた。
第三回 「生きものが集まり、人が集まる」
「耕さない」田んぼに興味をもったのは、
農家より消費者の方が早かった。
生きものがいっぱいいる田んぼで採れたコメなら
安全に違いない…学校、地域の母親たち、
環境問題に関心のある人が集まってきた。
東京・町田市では岩澤さんのアドバイスを受けながら、
地域の人で住宅街の田んぼを守る。
また、岩澤さんは次々に新しい工夫を生み出す。
田んぼと河川の環境を守るために、
冬の間も田んぼに水を張る「冬期湛水」を考えた。
第四回 「田んぼを守るために」
この数年、環境にやさしいコメ作りを選ぶのは、
都会の消費者だった。
しかし、「不耕起栽培」と「冬期湛水」は、
環境保全農業として注目を集め、
助成金が出るようになる。
岩澤さんの下にコメ作りを学びたいと、
農家が集まるようになった。
不耕起栽培は、これまで、
反主流派の扱いを受けてきたが、
岩澤さんは、これが田んぼを守り、
農家を幸せにするためのチャンスだと考えている。
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今日の新聞で、
外国人投資家の日本株離れ加速を懸念する記事を
読みました。
1990年代の外国人株式保有は10%前後でしたが、
小泉政権以降に急上昇し、2006年で28%。
そうやって無条件に市場開放をした結果、
ホリエモンや村上ファンドなどの不祥事も生まれ、
格差社会が拡がって、
過酷な競争と生き残りへのストレスや
労働時間長期化と労働条件悪化が
自殺・鬱の多い社会を生み、
夢を持てない若者が
不登校・引きこもり・凶悪犯罪へ流れる原因になっている。
マスコミ・雑誌はそれを憂いているにもかかわらず、
一方で経済停滞で外国人投資家の流出も憂う。
矛盾を矛盾と思わないのかな?
外国人投資家の占有率が増えることのほうが、
恐ろしい。
占有率が更に増えた後、
投資家がいっきに日本から引いたら、
それこそ通貨危機になりますよ!!!
8月の新車販売が前年同月比で14.9%減ったそうです。
経済界は憂れいていますが、
いいことじゃないですか(^^)/
この20年間で
魚屋さんの数が半減して二万店を割ったことのほうが、
私には悲しい(–):
ロシアとグルジアの武力衝突だって、
カスピ海の地下資源利権が本当の最大原因。
グルジア経由の石油パイプライン建設に
日本も大きく関わっています。
そこには、ゼネコンと石油多国籍メジャーと投資家達が
「大儲け」目指してヨダレを垂らしている。
チベットもウィグルも地下資源の確保のために、
独立を認められず、民族の文化を破壊されている。
巨大企業や投資家の儲けに一喜一憂しているのに、
私達の生活や命が脅かされてゆくことには
日本人は無関心・無気力・あきらめ。
犠牲になるのは、ひとひひとりの生活者です。
そう、地球に共に生きる私達です!
自分達のいのちのリスク回避のためにも、
そして、本当の経済というものを作り上げてゆくにも、
農のあり方を見つめねばならない時代です。
工業製品の関税撤廃を目指して
農産物の関税撤廃や国内農業助成金の撤廃を目指す
アメリカやWTOなどの世界の新自由主義的政策に対して、
私達が地域・地域でオルタナティブな方法を作り出してゆく。
そこにはクリエイティブな楽しさと、出会い・繋がりが生れます。
もう、世界各地で始まっている、大きなもう一つのウネリです。
日本政府が進める農政の大きな流れに任せきりでは、
農業も、自分の食べるものも、ますます悪化してゆくでしょう。
『 不耕起・冬期湛水 』・・・・
大きな変革をもたらすかもしれない、
私達ができる幸せへの小さな変革です
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