今、
家の二階の窓から眩しいほどの陽が差してきた。
今朝の窓からの朝焼け写真、
電線は邪魔だが仕方あるまい(^^)
雨の翌日の晴れはそれだけでウキウキする。
まずは庭の畑の野菜や野草の花やサザンカに、
オスって挨拶する。
冷たい空気も気持ちいい。
やっと冬らしくなってきた。
寒いのは本来嫌いだ。
だが匝瑳に本格移住して、
去年からなんだか好きになってきた。
この冷たい空気感が冬こその気持ち良さだ。
風呂に浸かるだけでも、
お茶を飲むだけでも、
味噌汁すするだけでも、
あ〜、って安堵と幸福感を思わせてくれる。
寒さが好きになったのは、
去年冬に
夏の野菜を食べなかったからかもしれない。
今年の秋以降もトマトやキュウリなど、
体を冷やす野菜を食べていない。
避けているわけではない。
大好きだけど食べたいと思わないのだ。
季節には季節のものを食べるのが美味しい。
だから、
変な寒さを感じなくなったのだ。
おそらく今までずっと季節に関係なく、
食材を食べてきたから体は麻痺していたのだろうが、
季節外のものをあまり食べなくなって、
体が寒さ暑さを受け止めてくれるようになったのだと思う。
その大きな理由は、
田舎に暮らすようになって、
より一層とおすそ分けをいただくようになったからだ。
スーパーなどでほぼ野菜を買わずに済む。
季節に取れすぎてしまうものがおすそ分けで来るのだから、
当然季節外のものは来ない。
頂くもの食べるのに精一杯で、
他の野菜を買うまで必要なくなるからだ。
白菜も大根も一日お日様で干してあるから美味しいよ〜て言ってくれてお裾分けくださる。
肉も滅多に買わないし、
だから良い調味料などに出費する。
まあ、醤油・味噌・酢・醤油麹など
自作しているので、
調味料すらほとんど買わないのだが。
でも、
国産の菜種油や有機のオリーブオイルや、
伝統製法のごま油や味醂やら良いものを選ぶ。
昨日は月に一度の里山活動日。
SOSA PROJECT 田んぼ周辺施設や里山を綺麗にする。
アルカディアの里、と言う
俺らの活動より遥か前から活動していた方々がいたお陰で、
俺らの活動は可能になった。
そのご年配者の方々から
たくさんの知恵や笑いやつながりや、
おすそ分けの野菜なども頂戴して、
俺らの今がある。
月に一度、
その大先輩がたと一緒に汗を流し、
昼ごはんを食べることから、
何かが生まれたりするんだ。
昨日は気温もおち、寒い。
そんな悪条件でも二十人の方々が集合。
都心からも１５人くらい来てくださった。
中にはバイクで来てくれた方も！
できる作業は制限されるが、
それでも屋根の下で機械整備、
そして台風で壊れた物置テントの中のモノの移動先も
目処がついた。
最近の里山活動は５０人も集まるが、
昨日の２０人くらいは、本当はちょうど良い、
お世話になっている年配者たちと移住者と都会から来る方と、
卓を囲んで何気ない会話が自然にできる。
里山でOさんが採ってくれた椎茸。
なんとデカイ！ バター醤油で焼いて頂いた(^^)
午後は、
その里山活動でお世話になっている皆さんや、
田んぼの地主さんを訪ねて歩いた。
田んぼの水代＋ちょっとのお礼と、
毎度喜んでもらえるブランデーケーキを携えて。
やっぱり予定通りにいかなかった。
1軒目のSさんの御宅で二時間過ごし、
次のKさんのお宅では夕ご飯まで頂いて四時間。
これだけ書くと、
付き合い大変だね、って思われるだろうが、
そうではない。
俺も好きなんだ、
知恵を体を使って長く生きてこられたオジイ、オバアと
一緒に他愛ない話から深い話まで会話するのが。
帰宅したのは21時半。
そうやって一昨日・昨日でたくさんのおすそ分けを貰った。
わらしべ長者だ。
人参、じゃがいも、さつまいも、菊芋、
大根、白菜、しいたけ、
柿、ゆず、みかん、りんご、、、！
一昨日もSさんからもらった
漬物ときんぴらごぼうは美味しかったな〜。
75歳のSさんの生きてきた歴史が詰まっている。
こんな旨いきんぴらを食べたことがない、
と思った。
なんと豊かだろう(^^)
今日も何軒か回る予定だ。
⭐️ 髙坂 勝 情報
●12.15（日）15:00~ HAPON新宿で
千葉県主催移住イベントでトーク
https://go-sousei.com/lp/chiba-natural/
（「ナチュラル志向」の場所をクリックしてください）
●2019.1.5（日）14:00〜17:00
脱成長MTG vol.20 @江戸川橋
「ガンディーの新しい社会構想と現代」
報告：石井一也さん（香川大学）
http://umininaru.raindrop.jp/datsuseichou/tuo_cheng_zhangmitingu/di20hui_kai_cui_jiang_zuo.html
● ハーバービジネスオンライン連載『たまTSUKI物語』
●タマツキテキトー料理
●スモールハウスでアナログ暮し体験
【 髙坂勝の著書 】
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減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)
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次の時代を、先に生きる。 – まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ –
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以下の本の３章と４章で、
私・髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
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経済成長なき幸福国家論 下り坂ニッポンの生き方
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