昨日に続き、
日経新聞の記事から。
【ドイツに学ぶ「多極集中」の都市づくり】
グローバル化をストップすべきだとは思わない。
ただ、例えば国内のある地域の観光業が
中国へのインバウンド依存をあまりに高めすぎると、
今回のような事態の際に打撃も非常に大きくなってしまう。
過度のグローバル化にはリスクもあるという視点に立ち、
ローカル経済の価値も見直していくことが重要だ
ドイツが欧州の中で相対的に感染被害が小さい理由の1つに
分散型の国土、社会構造があるとみている。
人口数百万人規模の都市もあるが、
全体としては中小規模の都市が分散的、多極的に存在している。比較的格差が小さいことや
医療システムが機能していることなども関係しているだろう。
ここでもドイツが参考になる。
ドイツは地域内の経済循環が非常に活発で、
地方の小さな都市も潤い、中心部はにぎやかだ。
ローカルに根ざしているが、
実は世界シェアナンバーワンといった中小企業なども多い。
今回の新型コロナはローカルもうまく組み込んだ
グローバル化の姿を考えていくきっかけにもなった。
私が描くのは『多極集中』的な国土の構造だ。
極となる場所が国土に広く分布し、中心部がにぎわい、
経済循環が活発に行われる姿を志向すべきだ。
若者のローカル志向も含め時代は変わりつつあり、
今は分岐点だと思う
9月27日(日)〜 オンライントーク
「アフターコロナ時代の
農を中心とした地域づくり』
【 髙坂勝 トーク 】
●10月10日(土)20:00~22:00 Zoomでトーク
テーマ「次の時代を先に生きる」
主催&ナビゲーター:チャービー・藤田和美さん
●10月18日(日)8時半〜(予定)
リモート田楽学校 from 綾部
「田舎に散れ!〜
必要なのはちょっとの勇気とイマジネーションと
わずかなマネー」
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髙坂勝の著書
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以下の本の3章と4章で髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。
実践者が語る半農半Xのいまとこれから
1,980円 ご希望の方は髙坂までご連絡ください
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