Blog
 
昨日から、
夏休みに親御さんが仕事で
家を留守にしなければならないお子さんを預かる
「夏休みこども教室」が無事にスタートを切れた。
 
 
豊和村つくり協議会でなかなかお母さんたちの声が出なかった。
年配者が最もそうに女性の発言を挫くような発言を
することもあった。
それでは女性や若者は意見を言えなくなる。
一方で同じ年配者でも、
たくさんの耳を傾け、
変えていこうとしてくださる方々も地域にはたくさんいる。
そうした方と一緒に協働できるのは嬉しくなる。
 
それでも中々女性からの声が出ないことを受けて
女性だけに集まってもらう会議を提案して、
いざ開催してみた。
 
すると、
働く子育て女性の方々から、
コインランドリーが近くになくて不便している、
とか、
普段は放課後子ども教室があるので
仕事からの帰宅まで安心だけど、
夏休みなど長期の子どもの休みに
毎年苦労している、
などの声が出てきた。
 
そこで、
その課題を発言してくれた女性の方々と、
一緒に取り組んでいきましょう、
となった(^^)
 
そうやってバタバタと半年を要してきた。
 
そのスタートが昨日だったのだ。
 
地域の方、元学校の先生、移住者、多くの方との協働で、
地域の課題を地域で解決する形が一歩動き出したわけだ。
 
初日、様子を見に行って、少し目頭が熱くなった。
子どもたちが楽しげに話しかけてくれる。
ある男の子が
 
「あ、髙坂さんだ!」
「俺もたまに来るから一緒に遊ぼうな!」
「ヤダ〜」
「このやろう!」(笑)
 
みたいなズッコケ会話(^^(
 
 
 もう一つ嬉しいこと。
 
地域の買い物難民の方への移動販売「とくし丸」
(独居や年配者や困っている方々の見守りを重要視する)
の導入も確実になった。
 
オーガニック志向で社会貢献意欲高い
ナリタヤさんなるスーパーと連携させてもらえたことも
すごく嬉しい。
 
 
ナリタヤさんからしたら赤字覚悟での力の入れようだ! 
 
実は7月中に地域の個人宅から50軒の要望が必要だっが、、、昨日クリアしたのだ!
 
2年がかりで望んだものが実現する。
 
 
 残念ながら上記二つの取り組みに
市のトップレベルや教育委員会は応援してくれなかった。
(担当者や課の方々は共感し、上層部に上げてくれるのだが)
 
 
「責任は誰が取るのか」と言う言い訳も、
地域の一部の方々や関係者から出た。
 
そうやって、
必要なことが置き去りにされてゆくことを垣間見た。
 
ハードルは高かった、
でも自力で漕ぎ着けた
(正確に言えば、一緒に動かれた椿茂雄さんの奔走の賜物だ)。
 
この事実によって、
逆に行政や市が変わっていってもらえればいい。
 
 
 子ども教室には
地元の高校生もボランティアで11人も参加してくれる。
椿さんと高校を回った甲斐がある。
 
断られた高校もあった。
 
それでも動いてくれる高校や先生もいたと言うことだ。
 
学生さんたちの何かにつながってゆくだろう(^^)
 
 
 
 
 
オーライニッポン会議(代表・養老孟司)より
「ライフスタイル賞」を受賞しました。
 
 

 

 

 

     髙坂勝の著書 

 

 

以下の本の3章と4章で 髙坂も
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
 
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

—–

コメントは利用できません。