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23年前、パレスチナにもイスラエルにも行った。

その時すでに、イスラエルの非道な攻撃や殺人に、
パレスチナ人は石を投げて抵抗していた(この抵抗運動をインティファーダという)。

イスラエルの近代国家と、壁を越えたパレスチナの貧しさに唖然とした。

パレスチナの住まいを不当に戦車やブルドーザーで壊し、
イスラエル人が住む場所をどんどん増やすのも見た。いわゆる入植地というやつだ。

訪ねたパレスチナの小学校には壁にたくさんの弾痕があった。
夜になると狙撃されることが多いという。

さてこうした憎しみの連鎖の果てにここにきて、
パレスチナ・ガザ地区ハマスのイスラエルへの攻撃で250人以上の方々が亡くなった。
それに報復としてイスラエルによるガザへの攻撃で8,000人以上が亡くなっていて、
さらにイスラエル軍による地上戦攻撃拡大が報じられる。

犠牲になったイスラエル人の30倍以上のパレスチナ人が殺されている。

空爆を続けるイスラエルに対し
「明確な国際人道法違反」(国連のグテーレス事務総長)を訴え、
国連総会は27日、緊急特別会合で
「敵対行為の停止につながる人道的休戦」を求める決議案を採択、
でも日本はなぜか棄権した。

我が国を恐ろしいほどに恥ずかしいと思う。

藤原辰史さんの記事が的を得ているので読んで欲しい。

11月5日は二つのイベントに参画、銚子ではトーク

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