快晴が続き、自分の毎日にはやることがあり、気持ち良い。
でも心の片隅に常に、パレスチナのことが占めている。
メディアからの情報や政治家たちの行動にはなんだか腑に落ちないし合点がいかない。
イスラエルが過去にしてきたこと、今しようとしていること、これからしようとしてること、
それを許してきたアメリカを軸とした欧米日諸国、
前々首相の安倍晋三氏が2015年に
イスラエル訪問で互いの国旗前でネタニヤフ首相と声明を出したこと
(これを機に、日本人ジャーナリストや旅行者が殺されることが増えた、
要は平和な中立と思われていた日本が、
イスラエル側に着いた!と世界に示してしまったが故に、
日本人がテロの標的化した)
などなど絶対に許せない。
ハマスの行動だって正当化できないが、
日常からパレスチナの人々を虐げ、日常で暗殺するイスラエル。
イスラエルこそテロ国家だ。
ゆえにハマスなどを追い込んでいるのはイスラエル側だし、
常にイスラエルの被害の10倍以上にしてパレスチナの人々を無差別に殺してきている繰り返し。
イスラエルの一般人もそうだし、パレスチナの一般人もそうだし、戦闘員の人たちだって、
1人も殺されて欲しくない。
こんなやりきれない想いと、
やっと、合致する声明文が見当たった。
山形の尊敬するお百姓さんの菅野芳秀さんの投稿で、だ。
菅野さんから頂く情報なのが、とてもありがたい。
米国ハーバード大学で10月9日に30以上の学生団体が共同で発表した声明文.。
以下に転写させて頂く。
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我々は、次々に明らかになるすべての暴力について、
イスラエル政権に全責任があると考える。
今回の衝突は、何の背景もない真空状態の中で始まったものではない。
この20年間、ガザ地区に住む何百万人ものパレスチナ人は、屋外監獄での生活を強いられてきた。
イスラエル当局は「地獄の門を開く」と宣言し、ガザ地区での虐殺はすでに始まっている。
ガザのパレスチナ人は避難場所も逃げ場もない。
今後数日間でパレスチナ人はイスラエルの暴力の矢面に立たされることになるだろう。
責められるべきはそのアパルトヘイト(人種差別)政権だけだ。
イスラエルの暴力は75年間パレスチナ人の存在のあらゆる側面を規制してきた。
組織化された土地の強奪から日常的な空爆、恣意的な拘留から軍事検問所、
強制的な家族分離から標的を絞った殺害に至るまで、
パレスチナ人は緩慢かつ突然の死の状態の中で生きることを余儀なくされてきた。
今日パレスチナ人の試練は未知の領域に突入した。
これからの日々は、植民地的な報復に対する断固たる態度が必要となる。
私たちは、ハーバードのコミュニティーに、
現在進行中のパレスチナ人絶滅を阻止するための行動を起こすよう呼びかける。
〜〜〜〜
髙坂は23年前、イスラエルとパレスチナに行ったことがある。
瓦礫のスラムに貶められているパレスチナ、
高い壁を挟んで圧倒的な軍事力と経済力で近代文明を謳歌するイスラエル。
小学校や病院に、銃が打ち込まれた痕がたくさんある。
現実を知らないと、
イスラエルもパレスチナも人種や宗教で争っていて、
どっちもどっち、みたいに報道される。
いや、
パレスチナをテロの巣窟と報道してる。
それからして違うんだ!