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収穫の秋にかつてはあって、
今は見られなくなってしまった、
オダ(ハサ)掛け風情。
 
刈った稲を逆さにし、
2週間くらいかな、
太陽と風でいい塩梅に乾燥させて、
脱穀する。
 
刈った直後の稲は
まだ茎から稲穂に土中からの栄養分を送り続けている途中。
 
それが干している間に実(籾)に到達する。
だから1俵60キロが3キロ増えるとも言われる。
 
現在の農業では、
刈った稲はコンバイン内で即座に脱穀され、
機械乾燥機に運ばれて、
翌日には玄米になるから、
こうした工程は省かれて、
茎から実まで届くべき栄養素(ミネラル)や旨味は
お米に入りきらずじまい。
 
太陽や風の恵みも得られずじまい。
 
大規模化した農業でそれができないのは仕方あるまいが、
小規模自給米だったら出来るんだ!
 
 
今年は大風でオダが倒れることなく、
天気に恵まれ、
例年に増してこの光景に息を呑む。
 
記憶に残しておきたいな、
今しか見られないな、
と思っていたところ、
山口勝則さんが写真に収めてくれた! 
 
 
上空からのオダとその影が、
まるでナスカの地上絵や古代文字のよう。
 
100組近くの米作り参加者各々が、
自分のペースでオダを立て、
稲を刈り、
それを掛けた、
打ち合わせなしの
偶然にできたアートだ。
 
日本中探しても
SOSA PROJECT の谷津田でしか見れない光景を、
みなさんにも分かち合いたい、
どうぞご覧あれ〜!
 
 
 
 
 
【 髙坂自宅民泊 】
 
 
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     髙坂勝の著書 

 

 

以下の本の3章と4章で 髙坂も
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
 
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

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