日経新聞のWebで
有馬籠(かご)の職人さんの映像があって、
見惚れた。
永きにわたる歴史は現在も親子孫3代で受け継がれつつ
さらに技が磨かれてゆく。
2018年まで営んでいた Organic Bar に
足繁く通ってくれた女性が、
ご結婚されて栃木県の山村で
素敵でカッコよくセンスある半農半X暮らしをしている。
その彼は3.11での気づきから
竹細工職人になられたという。
彼女は眺望抜群な住まいの古民家でヨガを教えている。
ご夫婦の名は(下の写真の並びで言うと)
五月女尚子さんと大介さん。
自給、DIY、土木、暮らし方、働き方、
そして籠を編むその仕事ぶりが
この上なく最高だ。
それが映像になっている。
どうやらクラファンもやっているらしい。
内容を見てゆくと、
俺も匝瑳で日々行っている大地の再生
(高田宏臣さんから教わった智恵や技術)
をやっている様子も窺える。
籠を編むという技術がこの国から消えつつある。
それをナリワイや日常として取り戻してゆく人が
増えているように感じる。
継業なども増えてきた。
匝瑳でも、
箕という農具を編むワークに仲間たちが数人参加している。
田んぼに通う方の中に
竹籠職人になろうとしている方もいる。
なんとなく、嬉しい(^^)
俺の家ではプラスチックのものは見えないようにしている。
その代わり、
木製のもの、竹で作った籠など、
暮らしの必需品として目に見えるところに置いて使っている。
日用品の使用に即したデザインこそ、
美しいし、
視野にあって心穏やかにしてくれるのである。
それは、
先の五月女夫妻の映像の家の中を様子を見てもらえれば
納得ゆくだろう。
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