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匝瑳市と池袋のBarの二拠点居住を9年、
そして匝瑳市に完全移住して3年。
 
その間、
家の生ゴミは、
ヌカや籾殻や薫炭や落ち葉などと混ぜて
畑の深くに混ぜて戻して数ヶ月寝かせる、
という横着なやり方をしてきた。
 
だが、
ふと思い立って、
新たに庭の隅に簡単な堆肥場を作った。
(後日、隣接でもう1カゴ作る予定)
 
 
堆肥場の柱となる杭は
土に入る部分を焼いて微生物が誘導されるようにする。
 
場所に接した3箇所に60センチほどの穴を掘り、
杭を焼くために興した火からできた炭を底に落とし、
多種な枝や葉っぱなどを絡ませて差し込む。
庭木の蘇鉄の葉を剪定したものがたくさんあったので、
それに偏ってしまったが。
 
 
 
今後は刈った草や精米した折のヌカなどをこの堆肥場に積んで、たまに踏み締めて、
数ヶ月後にできた堆肥を畑の肥料として使ってゆく。
 
生ゴミも、炭も、選定した葉や茎も、米糠も、
全てがここの暮らしで巡り、
無駄なものなどない暮らしは、
循環&完結で清々しい(^^) 
 
土に挿した炭化した杭も、
穴に落とした炭も、
差し込んだ葉や茎や枝も、
糸状菌が寄ってきて、
それらと周りで生きている草木の根っことが繋がって、
栄養分や情報をネットワーク化してやりとりすることは
様々な研究で明らかになってきた。
 
 
以下の写真でわかるように、
土に触れて置いていた(放置していた?)
ソテツの葉や茎や木の枝には
すでに菌糸が白くはっている。
 
 
これらの糸状菌が、
全てのものを分解へ導いたり、
情報をネットワークしてくれる微生物たちなんだ!
 
 
焼き杭を打つとか、
穴を掘るとか、炭を入れるとか、
枝葉を絡めて穴や溝に入れるとか、
こうしたやり方は、
古来から続けられてきたもの。
 
俺たち現代人だけが
この50年くらいで近代文明のもとで
失いつつある叡智なのである!
 
 
 
 
 
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     髙坂勝の著書 

 

 

以下の本の3章と4章で 髙坂も
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
 
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

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