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原発震災」を警告した地震学者、石橋克彦さん

 

前のブログからの続き

 
 
放送後、
認定NPO法人アニマルライツセンターの方からメールを頂いた。
 
(アニマルライツセンターの方)
3月21日のサンデーエッセイでは
当会の活動の柱である工場畜産の内容が織り交ぜられたお話で
ラジオに向かって深々頭を下げた次第です。



お話にもあったように近年、持続可能性への関心が年々増す中、畜産に関わる分野では海外の多くの企業様で
動物福祉の代名詞のように卵のバタリーケージ問題に
取り組んでおられますが、
動物福祉のまだ浸透していない日本では
現在も9割以上の養鶏場様でバタリーケージが使われております。

動物倫理はもちろん、
工場畜産は菌やウイルスの増殖や進化の最適な場所であり、
近い将来の薬剤耐性菌の深刻化の懸念、
人獣共通感染症のリスク要因といった部分でも
同じ動物利用由来であるコロナが社会に与えた影響を考えると、動物を利用する社会に生きる私達ひとりひとりが
過密・拘束飼育のデメリットに向き合うべき時期に来ていると
私たちは考えています。
 
(髙坂)
自民党の吉川元農林大臣に

養鶏業課2位のアキタフーズが賄賂を送り、

アニマルウェルフェアの国内への導入を、

憚るように政治に働きかけ、

それに応じた政治。



さらにはこの事件が明るみななると同時に偶然にして、

コロナ禍と並行して鳥インフルエンザが各地で発生、

私の活動する千葉県でも猛威を振るい、

千葉県の鶏の半分が処分(殺された)という因果。

そしてその鶏たちの無念のしかばねは、

私たちが活動するエリアで広がる

ソーラーシェアリング(畑と発電の融合)の近くに
埋設されています。



こんなにわかりやすい人間や企業や政治の過ちであるのに、

紐付けてニュースとして届けられてないような気がします。



NHKラジオは、テレビより規制は少ないものの、

収録したものがカットされる可能性もあるので、

アキタフーズや農林大臣の収賄には触れませんでした。
 
(アニマルライツセンターの方)
アキタフーズは
アニマルウェルフェアの国際水準引き下げと同時に
需給調整時の補填金が自社に有利になるような改正にも
力をいれてきました。

補填を見込んでの商売、しわ寄せがいくのは全て鶏にであり、
命への最低限の礼節もないのかと。

鳥インフルエンザも含め髙坂様の言われる通り、
根本的な部分にスポットを当てることのない報道の中で、

ラジオでの
「家畜たちも広く太陽を浴びて育てば、原因は無くなる」
という問題の本質を端的に伝えていただいたことは
正に「有り難い」、有ることが難い瞬間でした。
 
(髙坂)
鶏ちゃんたちを殺処分することを前提にした補填金!?
ということは、今回も、鶏たちを殺して、
それで儲かる仕組みにしていると!
本当、許せません。
命への冒涜です。
 
(アニマルライツセンターの方)
こういう利益至上主義の資本主義に嫌気がさします。
アキタフーズなど日本を代表する企業には
なおのこと命を占有する責任を示す努めがあることは明白です。

経済効率の名のもとに命の扱いに対し
一線を超えることが常態化していることすら気にしていない、

そんな社会システムであることを多くの消費者に、
違和感を感じライフスタイルを見つめ直していただけるような
発信を今後もしていきたいと思っています。

ですので
SOSA Project様のお考えには共感できることがいっぱいです。

正に経済動物を苦しめるのは
利益至上主義、髙坂様のお言葉は私共の活動の力になります。



髙坂様のラジオでのお話は毎回誰が聞いても理解しやすく、
個性的な語りかけも相まって自然と耳に残ります。

3月21日の放送も多くの方に響いているはずだと
私は感じています。
 
 
こうしたやり取りの中で
以下のキャンペーンに

 

 

賛同団体として加わった。

 

こうした出会い、

アクションにコミットできることは、

すごく嬉しく、

同時に、

悲しみに満ちて生き、殺されてゆく多くの鶏ちゃんたちが

少しでも喜びに満ちて生きられる、

愛情を持って飼われる、

そうした社会に近づけていけたらいいな、

と切に思う。

 

上記リンクのキャンペーンには、

一人ひとりからできることが記されている。

 

 お読みいただき、

  賛同していただき、

   微力でも行動していただき、

 

一方で、

 

 素晴らしい飼育の鶏ちゃんの卵を、

  少々高くても買って欲しい、

   美味しいから、安全安心だから(^^)。

 

 

 

 

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