アニマルウェルフェア(動物福祉)。
2003年にオランダで鳥インフルエンザが発生して、10年後にヨーロッパでは
鶏のケージ飼いをダメにしたんです。
できるだけ放し飼いに近づけて、
鶏たちが健全に生きられるように。
それが国際的に広がってきて、
日本にもそうしなさい、
と言う外堀が埋まってきてね。
日本では95%がケージ飼い。
ケージの鶏は窓がない薄暗い建物で
何段も重ねられた檻に10匹近く押し込められて、
身動きとれずに卵を産むためだけで一生を終えるだ。死ぬまで一度も日向ぼっこできない。
それじゃ病気にな るでしょ、
ウィルス蔓延するでしょ。
生産性という名での、人間の業だと思う。
インフルエンザは 動物たちからの逆襲だよ。
人も家畜も、過密が病や感染病の原因。
広い場所で人が暮らし、
家畜たちも広く太陽浴びて育てば、
原因はなくなる んだけどな~。
俺たちが普段食べている95%の卵が、
鶏へのどんな虐待劣悪な飼育で産み出されているのか、
以下を絶対の読んで欲しい。↓
金網の中に鶏を入れ、それを連ねて飼育。鶏のまわりはすべて金網で囲まれ、糞が下に落ちるように床も粗い目の金網。
ケージの中には巣も砂場も止まり木も何も一本の藁もない。
鶏1羽の飼養面積は20cm×20cmのみ。
脱羽、かゆみを伴う皮膚炎、貧血、ストレスで苦しむ。
雛の段階でクチバシは麻酔なしで切断、痛みで苦しむ。
骨折、生殖器の病変、卵つまり、腹水は採卵鶏では一般的。
羽が折れ擦り切れて、皮膚が露出し、
細菌感染で眼瞼周囲炎や副鼻腔炎。
卵を産まなくなると、鶏を暴力的にカゴに詰め込み、
長い輸送時間で運ばれ、その日の屠殺が間に合わなければ、
狭いカゴの中で糞尿や卵にまみれ、水も餌もなく、
寒さ暑さに耐えながら長いときには4日以上、
頭をもたげて立つこともできないカゴの中に
留置されることもある。
2018年度には採卵鶏で
212,109羽(肉用鶏で508,406羽)の鶏が
生きたままで熱湯処理で屠殺。
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