にて彼のナリワイや暮らしぶりを書かせてもらった。
訃報を知り、
昨晩遅くにお連れ合いさんにお電話させてもらった。
菊谷さんが、どう過ごされ、どう亡くなられたのか。
彼女の声は意外にも元気で朗らかだった。
きっと悲しみにあるだろうが2ヶ月を経ているからか、
久しぶりに彼女とも話すこともあって、
終始笑みで語ってくれた。
最後の晩、
何事もなく、
いつものようにご家族で揃って和やかに夕飯を食べ、
お茶をして語らい、
そろそろ寝ようかと言って立ち上がると同時に、
突然に塞ぎ込んだという。
救急車を呼んだが、
そのまま帰らぬ人になったと。
まだお子さんたちの成人までは先があるものの、
「子育てにたくさんの時間をあて、やり切った」
「編集という仕事もやり切って満足」
「自分の本を書くこともやり切った」
と日頃から話していたという。
短い人生であったし、
心のうちで様々な悩みも抱えていたかもしれない。
しかし、
ハードなサラリーマンを経て自立し、
自分が発したいことを発し、
愛する家族を愛しきり、
子育てに存分な時間をあて、
それらをやり切った、満足、と語っていたことからすると、
素晴らしい逝き方だったのかもしれない。
私にたくさんの影響を与えてくださり、
そしてリスペクトする辻信一さんが、
菊谷さんのことを数日前のブログで書いてくださった。
辻さんの美しい文章、
菊谷さんの話から始まって展開される深いメッセージ、
そのブログを、
ぜひお読みいただきたい。
菊谷さんは天国でこれを読んで、
喜んでいるだろう。
お連れ合いさんにも昨晩お伝えし、
喜んでくれた。
そして、、、
菊谷さんと一緒に企画した
不登校でもちゃんと大人になった面々と
「ミスターゆとり教育」寺脇研さんとのトークイベントの映像
(今、一緒に匝瑳で活動している齊藤超さんや、
山本太郎氏の秘書を務める吉度模彌さんと一緒にトーク)
及び、
菊谷さんが企画とファシリをしてくれて、
新宿紀伊國屋で藤村靖之さんと私でトークした映像
お役に立てたら幸いだし、
菊谷さんも空から微笑んでくれるだろう(^^)。
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