https://digital.asahi.com/articles/ASNBQ6501NBPULBJ005.html?ref=hiru_mail_topix1
を読んだ。
辛い。
安倍政権から菅政権に至る今、
そして経済界、大企業、
官僚の方々、
こうしたことが日々頻繁に繰り返されているだろう。
菅氏の所信表明演説を斜め読みした。
大したことは言ってない。
矛盾だらけなところがある。
方向性として間違っているところが多々ある。
一部はいいところもなくもないが。
経済成長の呪縛に縛られているし、
原発も認めているし、
読んでいて情けなくなるが、
それでも
2050年までに、
再生可能エネに力点を移し、
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする,
と宣言したことだけは評価しよう。
ま、当たり前のことをやっと言っただけだけど。。。
中国も2035年までにガソリン車撤廃を宣言した。
時代の流れは加速してゆく。
さて、
何年前になるだろうか。
渋谷の映画館のとある映画のステージトークに出向いた。
トークを終えて帰ろうとしたとき、
声をかけてくれた若いカップルがいた。
その後、
2人は俺が営む Organic Bar に訪ねてくるようになった。
さらには、
SOSA PROJECT のマイ田んぼを申し込んでくれて、
1年間の米作りをした。
あるとき、彼が会社をやめた。
大手出版社の漫画編集者の職を降りたのだ。
そして成田に引っ越し、
その家の近くで米作りを続けた。
時折、連絡を取っていた。
彼が雑誌に取り上げられた時も連絡くれた。
数ヶ月前、彼から久しぶりにメールが届いた。
文面からして嬉しそうだ。
こうあった。
ご報告とご相談がありまして
ご連絡しました!
情報解禁はまだ先なので
しばらく内緒にしておいて
いただきたいのですが、
僕が原作者として
シナリオを書いた漫画が
講談社のイブニングという
漫画誌で連載されることになりました!
都会から地方へ移住して
半農半Xな暮らしを目指す…
という実体験を元にした内容です。
自分でも、まさかこんな展開になるとは
という感じで驚いています笑
俺は返信した。
ダウンシフトして
脇役人生から主役な人生になったね(^^)
彼がまた返信してくれた。
主役の人生という言葉、
とてもしっくり来ました。
新しい人生が始まる
予感がしています。
そして、昨日、メールが届いた。
連載開始は11月10日ですが、
髙坂さんには一般読者よりも先に
1話目を読んでいただきたいので、
完成版ではないですが
お送りします。
この先の話では
「半農半X」「ナリワイ」
についても紹介する予定です。
これらの生き方が、
漫画という良くも悪くも
ライトなメディアで読まれるのは、
しかもコンビニでも買えるメジャー誌で
…というのは、実はけっこうスゴい
ことなんじゃないかと今更ながら
武者震いしております笑
とはいえ、妙な使命感を
背負いすぎることなく、
たまTSUKIのお気楽精神(笑)で
楽しみたいと思います。
早速、読ませてもらった。
当時の彼の心境が我が身のように感じ、
俺のサラリーマン時代の辛さにも琴線が触れたのだろう。
涙が自ずと溢れていた。
それを彼に伝えると
僕も涙が出そうです(笑)
当時の心境としては
本当に悶々としていて
なかなかにツラい部分も
ありましたが、
こうして漫画という形で
還元できたことを思うと、
感謝の気持ちすら
湧いてきますね。
あらゆる経験が
無駄ではないのだと
改めて思いました。
過去は変えられないと言う。
事実だ。
でも過去を変えられることもある。
辛い過去は、
それを糧にして何かを掴んだとき、
感謝に変えられる。
彼からそれを再確認させてもらった。
何より、俺自身が嬉しい(^^)/。
彼の漫画をぜひぜひ読んで欲しい。
締め切りに追われ疲弊し、
売上成果が出ずに苦しみ、
会社の命令に逆らえなかった漫画編集者から、
東京を離れ、
米を作り、
漫画原作者になったクマガエくんの物語を!
連載は11月10日からだ!(^^)
彼がFacebookで心境を語っている!
サイン第1号、おめでとう。
俺にも頂戴ね〜(笑)
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髙坂勝の著書
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以下の本の3章と4章で髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。
実践者が語る半農半Xのいまとこれから
1,980円 ご希望の方は髙坂までご連絡ください
oh.moonsetアットマークnifty.com
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