Go To トラベル がしばらく前から話題になっている。
コロナ化で行われた経済救済策として賛否ある。
(個人的には国家予算を無駄遣いする
クダラナイ政策だと思っている)
ざっくり言えば
旅行代の35%が割引かれ、
宿泊当日と翌日に使える地域共通クーポンが15%分貰えて、
旅行者にとっては半額で旅できる仕組みだ。
俺のちっぽけなミニマムビジネスに関わるところもあり、
地域共通クーポンがどんな店で使えるのか調べた。
俺が住む匝瑳市や隣接する旭市や多古町、
加えてわりかし近い都市機能備える成田市、
ネットで検索した。
驚くことに、
個人商店はほぼないと言っていい。
例えば多古町では飲食店は1軒だけだった。
匝瑳市・旭市も5軒すらない。
使えるのは
コンビニ・ドンキホーテ・
マツモトキヨシ・ヤックスドラッグ・ヤマダ電機、、、。
またもか!
大企業ばかりに寄与する仕組み。
これが地域応援になるんだろうか。
地産地消になるのだろうか。
答えばバツだ。
大手企業にしか売上や利益が行かないじゃないか!
そうは言っても地域共通クーポンをもらった場合、
買いたいものがあるか調べるために、
ヤマダ電機・ドンキホーテ・ヤックスドラッグに足を運んだ。
ドンキホーテは移住して2年、初めて行った。
ヤックスドラッグは近隣にたくさんあるものの、
2度くらいしか入ったことがない。
ヤマダ電機も移住後に初めてだ。
さて、
店内をくまなく回った。
驚いた。
欲しいものが一つもないのである!
俺にとっての必需品もないと言って等しい!!
ま、あえて言えば、
日常生活で飲むビールと、
宿業主として布団と毛布くらいだ!
自分が浮世離れしてしまったのだろうか。
温暖化や大量生産や搾取労働などに加担したくなくて、
The 消費者として踊り踊らされる暮らしから遠のいて久しい。
浮世離れも事実かもしれない。
しかし、
そんな俺にだって物欲はある。
なのに店に行って買いたいものがないのだ。
あまりにも不必要なものばかりに溢れているだけに見えた。
所狭しとものが積まれているドンキホーテで、
人はもっとシンプルに生きられるのにな〜、
クダラナイものを買うために
より多く働いている方が多いんだろうな〜、
なんて改めて思った。
三つの店を1時間半、
店の隅々まで物色したが、
当然、何も買わずに帰宅したのだった。
社会見学としては面白かった。
しかし虚しさが残った。
この世の中は、
そして人類は、
環境問題をクリアして生存していけるのだろうか。
諦めはしない、
知っているからにはやる、
しかし間に合わないと思う部分のほうが大きい、
虚しさはあるな〜。
ま、そんな想いは毎日だ。
それでもやれることはやる、
クダラナイないものを買うために金を稼ぐことなんてしない。
それが楽しくて健康的だから続けて行けるんだよね(^^)
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髙坂勝の著書
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以下の本の3章と4章で髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。
実践者が語る半農半Xのいまとこれから
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