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匝瑳市の隣町、多古。
ここに古民家を入手して、もう2年。
ゆっくりとしたあゆみのリノベ。
 
だがそろそろそうも言っていられない。
 
 
実は民宿業の許可は去年の11月に下りているので、
田んぼに来る方々やイベント参加の方々や
ソーラーシェアリング関係者などは
低価格でお泊まり頂いている。
 
だが、まだ細かいところがちっとも完成していない。
 
10月から正式開業を目指そうと、
リノベを再開した。
 
いつもそうだが、
業者さんに頼むのでなく、
自分たちでリノベする。
 
 
キッチンや風呂やトイレ周りの
ブラックボックスを解消することから作業を始めた。
 
キッチンを使いやすくキレイにしたいが、
天井が低く、その理由がわからない。
その上もどうなっているのかわからない。
だから計画も立てられない。
 
作り直すには壊さないでは始まらない。
ブラックボックスがわかってこそ、
解決策が生まれる。
 
 
と言うことで、
恐る恐る天井を外すことから始めた!
 
ベニヤの天井の上にはなんと漆喰が隠れていた。
さらにその上には
竹を平らに開いて板状にしたものが施されていて、
さらにその上には藁と土から作る土壁が平らに施されていて、
その上に築300年なる歴史を経てきた
ススやホコリが重なっていた。
 
たかだか5坪の天井を外すのに大変な作業だった!
 
 
だが、面白い!
 
さて、どんな風に作って行くかな。
 
壊すことと作ることの繰り返し。
2歩下がって3歩進む、みたいな!
 
こんな暑い時期にやるか、と言う心の声が聞こえてくるが、
仕方あるまい。
 
楽しむしかない(^^)
 
2〜3人で作業している。
大人数のワークショップでは、
こうして考えながら進む作業には向かない。
 
淡々と、淡々と、
真っ黒になって歩むのである(笑)
 
見えてきたぞ、
300年の梁や茅が!
 
 
 
 
 
 
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     髙坂勝の著書
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以下の本の3章と4章で髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています

 

 

以下の本の第6章全体で、
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