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アフターコロナに  
              半農半Xへ準備
田植えや農作業に関心ある皆さまへ
 
 
今月も半ばを過ぎた。
なのにブログ一本目だ。
コロナ禍で悩ましいことは多々あるが、
おかげさまで毎日を充実して過ごせている。
 
先月24日から続いてきた
SOSA PROJECT の田植え全般は、
今日明日で終わる。
 
 
一昨日は、なんと、田んぼから、
高校一年生への授業をお引き受けした。
 
 
新渡戸文化学園の高校一年生へのオンライン授業だ。
 
なぜそうなったかというと、
ある女子高校でこの数年、年に一度、授業の機会を頂いていた。
 
生徒さんだけでなく、
先生たちも聞いてくれることがあった。
そして時に、俺が営んでいた Organic Bar にも訪ねてくれた。
 
結果、その女子高の先生たちは7人も辞めてしまった。
 
そしてそのうちの2人の高橋純司さんと石井俊二さんが、
教師としてのやりがいを求めて
新渡戸文化学院に転職したわけだ。
 
新渡戸学園には、
やはり Organic Bar に通ってくれていた
山本崇雄さんや山藤旅聞さんも
かつての学校を辞めて赴任している。
 
お二人とも今や教育界を引っ張リ、
メディアにもよく出ている先生職だ。
 
山藤さんと高橋さんが
最近も以下の東京新聞で取り上げられている。

STAY HOME 高校生、ARTに託す

 
実は
高橋さんと石井さんは SOSA PROJECT のマイ田んぼにも
参加しているし、
山本さんは数年前に親子でマイ田んぼに参加してくれていた。
 
記事にもあるように、
俺が出演した授業も
複数の教員が教科横断的に授業を行う
「クロスカリキュラム」のようだ。
 
だからZoom授業で生徒だけでなく先生もたくさんいるわけだ。
高橋さん、石井さんをはじめ、
山藤さんとも久しぶりに話せて嬉しかった。
 
畦に座り、晴天の太陽のもとで
田んぼと木々の緑と青空を背景に講師を担う、
という刺激的な初体験。
 
 
俺の話を聞いた学生たちや先生方から
たくさんの質問を浴びせられた。
 
環境問題、ダウンシフト、半農、
お金のこと、経営論、
不安や努力との向き合い方、死生観、いじめ、
多岐に渡った。
 
授業の締めに、稲苗を植える姿を見せた。
 
 この苗を一本植えるとご飯一杯分になるんだ。
  (1本植えて)朝ごはん、
    (2本目植えて)昼ごはん、
      (3本目植えて)夜ご飯、
        これで1日分を賄ったことになるよ。
 この3本植えるのに15秒だけ。
   嫌な仕事を一日8時間もやって
     メシを食う(金を稼ぐ)くらいなら、
       15秒で3本の稲を植える方が、よくない?
 
と伝えながら! 
 
 
授業のすぐ後、
担当の先生がすごく満足そうに声を発してくれた。
 
生徒があんなにたくさん
素晴らしい発言や問いかけをしてくれるとは想像しなかった!
 
と。
 
 
俺は満足感の中でそのまま残りの田植えを続け、
髙坂個人の田植えは全部を終える、少し寂しい。
 
 
夜、先生のお一人から嬉しいメールを頂いた。
 
 
昨日のZoom打ち合わせでの古民家の空気感、
今日の田んぼの景色と風の音,

そして,高坂さんの語り口。


いつも聞くたびにほっとするのはなぜでしょう?


今回,回線状態の悪い状況でも普段と同様にそう感じたのは,

Slow Lifeを体現されている魂が,
ありのままに伝わって来るからだと気づかされました。

 
Fast Lifeの都会生活では
無自覚のうちに魂は汚れてしまっているのだなぁと
思わされます。



4月の異動に伴いコロナパンデミック・・・

激動の時間の渦の中を
ぐるぐる回転しているような気がしています。



あらためて,半農半Xを考えさせられました!



FEC自給圏,低消費社会,地域循環共生圏・・・

Xとしては,
地元で子どもから高齢者までの
ラーニングコミュニティ作りを夢としています。
 
 
 
田んぼにはたくさんの不思議な虫たちがいる。
名前がわからないものも多い。
 
今年も出会ったコオイ虫。
苗間に隠れていたが俺に見つかっちゃったね、
ごめんね〜。
 
 
そう言えば学生からの質問に、
「虫がダメな人でも大丈夫ですか?」
と聞かれたな〜。
 
俺も虫が嫌いで、
こんなふうに触れなかったのに、
今では愛おしくこうして触れられるようになった。
 
大丈夫だよ〜って俺の実例をあげて伝えた。
 
 
米作りをしているフィールドはアルカディアの里という。
このアルカディアに住むケイタ君が
手のひらに乗せたヒナを見せてくれた。
 
 
キジのヒナだ。
草刈りをしていたら
卵を置いたままお母さんキジが逃げてしまって
戻ってこなかったという。
 
家で卵を温めたら無事に生まれたという。
餌を自力でとれるようになったら里山に返すと。
 
優しいね〜(^^)/
可愛いね〜(^^)/
 
 
 

 

 

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