〜 その2から続く 〜
ウィルスによるパンデミックは、
今後どんどん増えてゆくことは間違いない。
専門家たちも口々のそう言う。
もう以前から言われてきたことなのだ。
それがコロナで初めて顕著化した。
この混乱と困難が終われば
元に戻れると思っちゃいけないわけだ。
もう元に戻さないほうがいい。
経済成長至上主義に戻ってしまったら、
またも環境は悪化し、
災害がもっと増え、
パンデミックは頻繁化が増し、
閉塞感が広がり、
人々は忙しくなり、
格差はもっと拡大し、
都会に資本も人も集中する。
経済が立ち直らなければ食べていけない人が増える、
と経済学者は必ず言う。
おいおい、待てよ。
今までも食べていけない人がどれだけ居たことか!
経済を元に戻すのでなく、
平時でも緊急時でも、
誰もが安心して暮らせる経済を新しく作ることが大事なんだ。
こういうことを書くと共産主義だ、社会主義だ、
と反論する人がいる。
頑張った人が儲けるのはいい。
頑張れない人も安心できるようにするんだ。
資本主義とどっちがいいのか、
なんて古い時代の議論をしているのではない。
資本主義の負の側面を越えてゆこうじゃないか。
それはローカリズム。
グローバル化の先のローカル化。
コロナ後を見据えて。
ビジョンを持とう。
田舎に散って、
次の時代のローカリズムを創る一員になろうじゃないか。
地方は面白い。
人が少ない分、あなたは重宝がられるし、
活躍の場が待っているはずだ。
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