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2020年になった。
だからと言ってなんだ、ということはない(笑)
 
俺は毎年、目標などはあまり立てない。
都度都度で考える、間際の一夜漬けタイプなので、
年始に何かを考える、というのはあまりない。
 
一方、
この20年間、脱サラから始まり今に至るまで、
中長期的に時代の先を見て歩んできた。
 
2020年といえばオリンピック。
 
しかし、
ひねくれ者なので、
そのオリンピックを東京で迎えたくなかった。
(アスリートや選手たちの姿は応援したい)
 
飲食店を営むある人は、
2020年で儲けてから、なんて言った。
その期間だけ多少儲けたって、
たかだか知れている。
 
それより遥かに大きく、
この国から、この地球から、
失われるものが多い。
それが俺の素直な気持ち・嫌悪感だ。
だから
池袋のOrganic Bar【 たまにはTSUKIでも眺めましょ 】
を2018年に閉じて匝瑳に来たわけだ。
 
オリンピックはその時だけは盛り上がっても、
その後、経済的にも弊害を産んでゆく。
 
 
 
今日は太陽照らして暖かいウッドデッキで大豆と戯れた。
この時期なのにハエも飛んでいる。
 
 
 
 
年末最後のブログでも日経新聞からネタを一部に使った。
年始最初も日経新聞からネタを拾おう。
 
長年ずっと言い続けてきたことへ
潮目が変わったと思うからだ。
 
元旦の日経ウェブ版のトップ記事は
「さびつく成長の公式〜逆境の資本主義」
 
 
 
 
 
 
日経が経済成長ができないことを認め始めた。
資本主義が制度疲労していることを書き出した。
新しい動きにも言及している。
上にもあるように、
株主第一主義から脱し、
従業員や地域に配慮した経営に取り組め、
と言い出している。

 

 

 

その新しい動きの好ましい一つをさらに日経が
違う記事にしている。
 
 

 

 

普通の大企業からしたら、

今、「とがった会社」が次の時代の常識になると書いている。

 

その例としてアウトドアのパタゴニアを取り上げていた。

 

パタゴニアは、

環境保護主義を前面に出しすぎて

「反資本主義」と誤解されることもしばしばだが、

環境問題や格差を生む今の状況とは一線を画す、

と書いている。

 

実は余談だが、

2016年に出版した

『次の時代を先に生きる』が2月予定で文庫化になる。

その「解説」を、

パタゴニア前日本支社長の辻井隆行さんが書いて下さった。

チョ〜素敵な文章を記してくれて、

本当に本当に、感謝なのだ。

 

あ、辻井さんは帯文も書いて下さった。

しかももう1人の帯文を書いて下さったのは

ミニマリストの佐々木典士さんだ!

 

どうぞ、お楽しみに!!!

 

 

話を戻そう。

 

日経の記事には、

このブログでも何度も取り上げてきた

国内企業などにも触れている。

 

「成長より永続」を実践する寒天メーカー、伊那食品工業

 

「会社を大きくしてくれた関西のお客さんのために」と

関東に常設店舗を出さない中華まんの蓬莱(大阪市)。

 

ものづくりの手ほどきと先進国への輸出で

パキスタンなど途上国を富ませたいと考える高級雑貨メーカー、マザーハウス

 

 

上意下達な組織の違和感や変化も書いている。

 

「ティール(青緑)組織」という運動も

若い世代の間で支持を広げた。

これもとがった企業の姿を追求する新たな潮流であり、

理想の形を「

上下関係や肩書のない組織」に置く。

 

SOSA PROJECT も先んじてそういう組織にしてきた。

若い経営者の会社では

このティール型的な組織にチャレンジしているところが

どんどん増えている。

 

親の世代が短期的な利益を追求する企業社会で働き、

それが幸せそうに見えなかったために

『同じゲームはしたくない』と考える若い世代が増えた。

組織に新しいあり方を求める動きも

彼らには自然発生的なものだ

 

ちょうど大晦日に実家に帰った時、

甥っ子(俺の兄貴の息子)が、

「サラリーマンにはならない働き方を目指す」

と言った。

理由は、

「親父(俺の兄貴)を見て、そうなりたくない」

ということらしい(笑)

 

 

 

年初のブログからツベコベ書いた。

制度疲労して機能しない経済成長主義や資本主義。

 

次の時代が動き始めている。

 

古いシステムが長く温存されていけば、

俺ら人類は長い時間をかけながら滅んでゆく。

 

しかし、今、

新しい時代を模索した動きは形になってきた。

 

異端児、変なヤツ、と長年と世間や旧友から言われてきたが、

そう言ってた奴らが時代遅れで最後尾に、

化石になりつつある。

 

時代を変えてゆく側へ。

始動2020年。

 

俺は大豆剥きから始まった(笑)

 

 

 

 

1月5日は、
以下のイベントで会いましょう(^^)
 

 

マハトマ・ガンディー
 
 

いま世界では、気候変動危機や経済格差が人びとを苦しめ不安にさせています。その主たる原因が「大人たちはお金と永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかりしている」(グレタ・トゥンベリさん)社会システムにあることが、ますます明らかになってきています。経済成長を追い求め続け経済成長なしにはやっていけないシステムに代わるオルタナティブな社会を構想し、実践する動きが活発になっています。

脱成長ミーティングの次回の会合では、脱成長の社会の構想として、ガンディーの村落共同体の自治・自給とその連合という社会構想をテーマに取り上げます。インドはこれとは正反対の近代化の道を走っていますが、ガンディーの社会構想のユニークさとその現代的意味を捉えかえしたいと思います。報告者は、ガンディーの研究者である石井一也さん(香川大学)です。新しい年が明けてすぐの日程ですが、鬼に笑われても、出席の予定を入れておいてくだされば幸いです(白川真澄)

 

脱成長ミーティング20第回

 

1月5日(日)午後2時~5時

場所:ピープルズ・プラン研究所

テーマ:ガンディーの新しい社会構想と現代(仮)

報告:石井一也さん(香川大学)

 

お申し込みは

髙坂まで oh.moonsetアットマークnifty.com

               090-9322-8722

 

ガンディーが何をしたか、

何を私たちに伝えたかったのか、

語り合いましょう(^^)

 

http://umininaru.raindrop.jp/datsuseichou/tuo_cheng_zhangmitingu/di20hui_kai_cui_jiang_zuo.html

 

 
 
 
 
 
⭐️  髙坂 勝  情報

 

 

●2019.1.5(日)14:00〜17:00

         脱成長MTG vol.20 @江戸川橋

    ガンディーの新しい社会構想と現代」

     報告:石井一也さん(香川大学)

http://umininaru.raindrop.jp/datsuseichou/tuo_cheng_zhangmitingu/di20hui_kai_cui_jiang_zuo.html

 

●2.2(日) 千葉県主催移住イベントでトーク@東京駅周辺

 

● ハーバービジネスオンライン連載『たまTSUKI物語』

 

●タマツキテキトー料理

  動画&レシピブッック

 

詳細やご購入に関しては↓へどうぞ。

https://abcdshop.amebaownd.com  

料理がダメな人でも料理上手な人を「簡単に」超える方法がある
 

●スモールハウスでアナログ暮し体験 

 
 
【 髙坂勝の著書 】

 

 
以下の本の3章と4章で、
私・髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
 
以下の本の第6章全体で、
髙坂/タマツキ/移住者のことを取り上げてくれています。↓

 

 

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