昨日のブログで、
組織の中で
その構成メンバーがどんなことでも
言いやすい雰囲気を作ることが大切、
的なことを二つの記事をネタに書いた。
故に SOSA PROJECT では、
「ねばならない」は最小限にしているつもりだ。
何かを教えたり伝えたりするにも、
「こうしてください」
はできるだけ少なくし、
「こうするのが俺らの経験上、ベターと思います。
が、皆さんなりのお考えややり方もあるでしょうから、
それぞれ自由にどうぞ」
的な感じだ。
失敗されたとしても追求しない。
それ自身が本人の学びになると思うからだ。
11月9日に田んぼ初年度の方々の収穫祭を開催し、
30名の方々が和気あいあいといい時間を過ごす中で、
それぞれの米作りの感想を述べてもらった。
それを俺が速記したものを
前々回のブログで「その1」として記したが、
今日は「その２」を記す。
お読みいただければわかるが、
参加者が自由に行動し、
自由に発言している様がわかってもらえると思う。
参加者がそれぞれ自然体で居られるから、
互いが互いに癒されたり触発されたり語り合えたりで、
いい出会いになったと、感じてくれるのだろう。
俺らスタッフは、それぞれの自由意志を尊重しつつ
協調や調和に向かってもらえるように
なんとなく道を作る感じで、
でもその道以外に進んでもそれはそれで構わない、
というふうに。
ちなみに
「髙坂」の本を読んだ、とか「ラジオ」を聞いた、
という文言が多々出てくるが、
それはキッカケであって、
俺1人が何でも言いやすい雰囲気を目指してもダメで、
SOSA PROJECT スタッフみんなが
そういう雰囲気を醸しているから、
参加者もスタッフも
何かを言いやすい形になっているのだと思う。
さ、参加者の感想の「その２」です。
●農ある暮らしの機会を狙ってた。
今年、畑を始められて、欲張って田んぼも始めた。
自分がいつも考えていること。
「やりたいことをやる、想定外を受け入れる。
ダメでもしかめっ面せず、ハプニングを楽しむ」。
●実家は埼玉。田んぼ３反のの小さな農家だった。
土日は農作業で大変だった。お母さんは腰がくの字だった。
ラジオで髙坂の話を聞いた。
髙坂と匝瑳の名前だけ覚えていて、NHKに電話で聞いた。
でもナシのつぶてだった。
スマホもパソコンもしないので孫に調べてもらった。や
っと連絡ついたのが一年後、有楽町で髙坂のトーク。
埼玉で生まれ、横浜で過ごし、６０歳から東京、
そして今７１歳、そうブースで説明した。
東京は自然ないけど楽しかったといえば楽しかった。
でも自然が恋しい。千葉来たら緑がいっぱい。
理想は2拠点居住。東京は平日、週末は匝瑳が理想。
子供の時は米作りはいやいややらされていた。
私はA型。綺麗にやりすぎる。
今年お米が１２キロ取れてすごく嬉しい。
田植えで苗は１本でいいというけど３本増えた。
この民家もひどい状態だったのにこんなに綺麗で素敵、
普段、何事も裏を支える人がいるからなんだな、
って思っていて、それを今日も思った。
収穫祭と聞いて、ウクレレを一月から始めた。
今日、頑張るつもりで練習してきた。
今日はウクレレ披露します。１週間真面目に頑張った。
今日は皆さんの一人一人の手作り料理が
色々たくさんたべられて、今日は自然をたくさん見られて満足。匝瑳に来ると、米作りにプラス＆プラスがあって、
嬉しい、皆さん、ありがとう。
●ラジオ聞いて、髙坂の追っかけ（笑）。
髙坂の渋谷のライブに行った。
惹きつけられて田んぼに無断できた。
小倉さんの田植えを見て、若き頃の経験がムラムラきて、
私もやってみようかな、って思って申し込んだ。悩みもあった。でもここに来ると、元気をもらえる。自然の力か。空気か。
数年前からSOSA PROで田んぼに来ている夫婦が、
「ここに来ると人間に戻れる」と言ったのを聞いて
私も同じに思った。
スタッフのみんな、そしてきている人たちがみんな気持ちいい、いい空気というか、たくさんの素晴らしい経験をもらえた。
来年も考えている、さよならは寂しい。
でも半年やっていい場所をもらった。
今日は参加できなかったかもしれないけど、
やっぱり来れて本当によかった。
●半年ありがとうございます。
植えるとき、３０センチ開けると言われたけど、
詰めて植えたらもっと出来るんじゃないと思った。
それで狭くした。でも結局変わらなかったし、反省もした。
だから次は広く植えたい。初めは土に入って転んで困った。
でもだんだん踏ん張れて
自分の身体性がよく変化していく不思議。
古民家も二回きて漆喰塗った。
ここにきて、自分でやることが新鮮だった。
前の年に髙坂の本を読んで、タマツキに行ったけど、
閉店ぎわで満席で、
一元で入りづらかったから店に入れなかったことを後悔。
しばらくしてHP見て、この古民家リノベに来たのが始まり。
田んぼも誘われて申し込んだ。
店に入れなかったのは残念だったけど、それはそれ、
今、面影を感じている。今日皆さんとお話しできて楽しい。
●すでに酔っ払っている（笑）。
去年、実家の都合で香取、実家に戻って匝瑳の活動を知った。
田んぼが身近。
お百姓さんが自分でできるという自信つながりになった。
地元なので良さがわからなかったけど
皆さんから良さを聞いて田舎の良さを気づけた。
おじいちゃんが移住者で竹やぶから開墾した。
おじいちゃんをかっこいいと思っていて、
その一端を私もできて感動した。
子供の頃からこういうの求めていた。
移住している方と一緒に色々できることもあった。
ありがございました。
●半年、ありがとうございました。タマツキに通ってた。
田んぼ初日、最初は足を取られて髙坂に引っこ抜いてもらった。草取りしているうちに足腰が強くなった。
疲れづらくなって体が強くなった気がする。
皆さんと会えて、まりりんの草木染めに参加して、
コメ以外にも特典たくさんあって学べること多くて嬉しかった。今後はこれからもWSにも参加したい。
●今日はバイクなので飲めない！
はじめに髙坂を知った、ネット記事で。
移住セミナーの髙坂の講演にいった。
本には斬新な考えがあって感銘。
すごい人かと思ったら、セミナーで親父ギャグ言うし、
ここで一緒に泊まったら、髙坂の若き話を聞いて、
髙坂も普通のおっさんだったと知った。
田舎で親は畑やっているけど、米作りはすごい刺激になった。
昔からキャンプをよくしてたけど、
またそれとは違う自然との関わりの米作りに
今年の時間は変わった。
父は祖父の家の土地を木を切って、
その木でログハウスを作ってすごいと思う。
来年も検討したい、できればやりたい。
●金融で働いていて２週間寝ずに働いていた時、
本屋で朦朧としながら髙坂の本を手にしてしまった。
早期退職もした。５１歳、再就職、内定。
成田の無農薬の農業法人。
両親を見つつ、ダウンシフト、半農半弓道。
何かしら生業を半歩ずつ進み始めた。
つながりができた匝瑳、仲間ができて、一緒にいたい、
それが成田の農業を選んだ理由。
●お天気に恵まれてよかった。岡山が生まれ。山と川ばかり。
実家が田畑をしていた。６５歳でフリーになった。
今、横浜で町内会のお手伝い、
趣味のピアノと孫の世話、畑もしている。孫と一緒に。
畑をやりだしたのは、妻といるのもつまらない（笑）。
けど、畑は手を尽くすと美味しくなるし、文句はいない（笑）。けど家内は文句ばかり（笑）。天気で元気をもらえる。
台風が大変だったと思います。
被災地で気の毒でなりませんが、
そう言う中でも、ここで元気をもらえた。
モンスター台風がこれから来るかもしれないが、
度を超えた経済中心の仕業。匝瑳プロジェクトに大賛成。
●半年間、ありがとうございます。
７月から田んぼに来れなくて大豆収穫の時草だらけ。
台風の時もオダを直してもらったり感謝です。
去年、田んぼやるとは思ってなかった。
草や虫を取ることが苦手で、自然農は草や虫を排除しない。
と言うことで参加した。
色々お世話になりながら収穫できた。
●半年、ありがとう。千葉で看護師してた。
外科で肝臓移植などするヘヴィーなところだった。
西洋医学の限界を感じて、まりりんをきっかけにWSを知った。
台風で被害があってもソープロの手伝いでお米が取れて感謝。１０歳の時に田植え体験が忘れられなかった、
オタマジャクシを触れたりが嬉しかった。
ここに来るのは朝早くて大変だったけど、
家に帰るといつも大満足だった。
人見知りだけどみんなと会えて嬉しかった。
今後は、自然で人を癒す、
若い人を癒すアプローチの仕事をしたい。
ありがとうございました。
●田んぼやって、いまだに、疲れるし大変なのに、楽しかった。帰ると自分の変化に感動。
大人ってつまらないと思ってたのに、
ここに来ていろんな人見て、
大人ってやんちゃだなって気づいた。
それをしれたことが大きかった。
私も仕事いつまでやるか、次を考える勉強になった。
先日、
NHKラジオ「マイあさラジオ〜サンデーエッセー」に
約10分間の出演して語りました。
今回のブログの収穫祭についても語りました。
以下で聴けます（25日18時まで）。
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「NHKラジオ らじる★らじる」
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=5642_07_34181
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⭐️ 髙坂 勝 情報
●12.15（日）14:00~ HAPON新宿で
千葉県主催移住イベントでトーク
（「ナチュラル志向」の場所をクリックしてください）
●2019.1.5（日）14:00〜17:00
脱成長MTG vol.20 @江戸川橋
「ガンディーの新しい社会構想と現代」
報告：石井一也さん（香川大学）
● ハーバービジネスオンライン連載『たまTSUKI物語』
●タマツキテキトー料理
●スモールハウスでアナログ暮し体験
【 髙坂勝の著書 】
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減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)
821円
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次の時代を、先に生きる。 – まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ –
1,404円
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以下の本の３章と４章で、
私・髙坂も、
平田オリザさんと藻谷浩介さんに混じって鼎談しています。
 |
経済成長なき幸福国家論 下り坂ニッポンの生き方
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