余りにも切ない想いが込み上げてきて、
芝山の山の中のプレハブの灯油ランプの下で、
木に吊るしたジョウロのシャワーを浴び、
養豚場から調達してきた子豚を処理して、
今の活動の基礎は、
青木さんが県政まで動かして立ち上げたものです。
青木さんがいつものように緊急入院されて、
病室から様々な方にお電話されたようです。
妻にも、
「また入院しちゃったよ、参ったな〜」
「持ってきてもらった梅では足りないから、
「シソも一緒にお願いします」
なんて電話してくれました。
私もその前日に、梅の件やら、施設のことやら、
元気な声でお電話を貰っていました。
そんなわけで昨今何度も緊急入院しながらも、
いつも不死鳥のように蘇っていたので、
全く心配もしてなくて油断しておりました。
病院から戻ってきた亡骸のお顔は、
とても穏やかで男前で、
まだ亡くなられて4時間程度だったので、
背中に体温が残っていてとても温かかったです。
以前、
ルポライターの荒川龍さん
彼の書いた近著に
『抱きしめて看取る理由』
があります。
そして「死」が怖いものから
『37歳で逝った母が5人の子と交わした約束』
https://toyokeizai.net/articles/-/214196
『看取り士になった娘が見つめた母の最期』
https://dot.asahi.com/aera/2017111300062.html
素晴らしい記事ですし、
よかったら書籍もお読みくださいね。
その著書の中で度々出てくるのですが、
死後1日はまだ体温が残っているそうです。
その間に、親族や親しかった人たちは、
抱きしめて、いのちのバトンリレーをされるといい、と。
病院だと、死後30分程度で安置室に運ばれてしまって、
そうした行為をする時間はないそうです。
話が逸れました。
皆に死を予期させず、心配を一切させず、
さすがでした、粋でした。
さて、葬儀などに関しては、
青木さんやご親族の意向で、
家族葬で小さく、というものでした。
SOSA PROJECT からは高坂家だけでお願いします、
とのご意向を頂戴して、
昨日、通夜/告別式/初七日の一切を行い焼き場に行き、
お骨になって戻ってこられました。
よって今日のご報告になったことをお許しください。
今後しばらくはアルカディアにお骨が安置されます。
田んぼに来た折に、
普段着でお線香をあげて、
青木さんに感謝の意をお伝えいただけたらと思います。
また今後、
息子のケイタさんが、
青木さんの多大な所有物や遺品整理で
その折は、皆さんにお手伝いいただけると幸いです。
簡単ですが、ご報告でした。
青木さんなくして、
私たちのNPO活動や
青木さんへの感謝とともに、
ご冥福をお祈り申し上げます。
— 【 高坂 勝 HP 】 —
http://umininaru.raindrop.jp/masarukohsaka
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もうすぐ退任される谷山博史さん
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