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本日12/15(木)は貸切です
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こんにちは〜。
タマツキは、
本日は
貸切営業です、
 
フラッとご来店予定だった方、
すいません〜m(._.)m
 
 
19日(月)に
高野孟さんとトークさせてもらうにあたり、
高野さんのことを勉強しています。
(ぜひご参加下さいね)
 

19日(月)夜7時。

新著『次の時代を、先に生きる』刊行記念トークがある。

http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/10938/

 

 
90年代に民主党が創設された際、
高野さんが党の基本理念を書いています。
今の民進党はこの理念に反して、
残念ながら悲しい姿を晒していますが。。。
 
これが20年前に書かれたとは思えない先見性!
 
トーク、楽しみだな〜。
 
ご覧ください。
 
明治国家以来の、欧米に追いつき追いこせという単線的な目標に人々を駆り立ててきた、官僚主導による「強制と保護の上からの民主主義」と、そのための中央集権・垂直統合型の「国家中心社会」システムは、すでに歴史的役割を終えた。それに代わって、市民主体による「自立と共生の下からの民主主義」と、そのための多極分散・水平協働型の「市民中心社会」を築き上げなければならない。
 
私たちは、過去の延長線上で物事を考えようとする惰性を断って、いまから15年後、2010年にこの国のかたちをどうしたいかに思いをめぐらせるところから出発したい。するとそこでは、小さな中央政府・国会と、大きな権限をもった効率的な地方政府による「地方分権・地域主権国家」が実現し、そのもとで、市民参加・地域共助型の充実した福祉と、将来にツケを回さない財政・医療・年金制度を両立させていく、新しい展望が開かれているだろう。
 

 経済成長至上主義のもとでの大量生産・大量消費・大量廃棄の産業構造と生活スタイル、旧来型の公共投資による乱開発は影をひそめて、技術創造型のベンチャー企業をはじめ「ものづくりの知恵」を蓄えた中小企業経営者や自立的農業者、それにNPOや協同組合などの市民セクターが生き生きと活動する「共生型・資源循環型の市場経済」が発展して、持続可能な成長とそのもとでの安定した雇用が可能になっているだろう。

 

 国のつごうに子どもをはめ込む硬直化し画一化した国民教育は克服され、子どもを地域社会で包み込み自由で多様な個性を発揮させながら共同体の一員としての友愛精神を養うような、市民教育が始まっているだろう。

 

 私たちがこれから社会の根底に据えたいと思っているのは「友愛」の精神である。自由は弱肉強食の放埒に陥りやすく、平等は「出る釘は打たれる」式の悪平等に堕落しかねない。その両者のゆきすぎを克服するのが友愛であるけれども、それはこれまでの100年間はあまりに軽視されてきた。20世紀までの近代国家は、人々を国民として動員するのに急で、そのために人間を一山いくらで計れるような大衆(マス)としてしか扱わなかったからである。

 

 私たちは、一人ひとりの人間は限りなく多様な個性をもった、かけがえのない存在であり、だからこそ自らの運命を自ら決定する権利をもち、またその選択の結果に責任を負う義務があるという「個の自立」の原理と同時に、そのようなお互いの自立性と異質性をお互いに尊重しあったうえで、なおかつ共感しあい一致点を求めて協働するという「他との共生」の原理を重視したい。そのような自立と共生の原理は、日本社会の中での人間と人間の関係だけでなく、日本と世界の関係、人間と自然の関係にも同じように貫かれなくてはならない。

 

 西欧キリスト教文明のなかで生まれてきた友愛の概念は、神を愛するがゆえに隣人を愛し、敵をも愛するという、神との関わりにおいて人間社会のあり方を指し示すもので、そこでは人間と自然の関係は考慮に入っていない。しかし東洋の知恵の教えるところでは、人間はもともと自然の一部であって、一本の樹木も一匹の動物も一人の人間も、同じようにかけがえのない存在であり、そう感じることで自然と人間のあいだにも深い交流が成り立ちうる。そのように、自然への畏怖と命へのいつくしみとを土台にして、その自然の一部である人間同士の関係も律していこうとするところに、必ずしも西欧の借り物でない東洋的な友愛の精神がある。

 

 私たちの 政治のスタイルも、当然、未来社会のあり方を先取りしたものになる。中央集権的な上意下達型の組織政党は、すでに問題解決の能力を失って20世紀の遺物と化している。私たちは、各個人やグループが自立した思考を保ちながら、横に情報ネットワークを張りめぐらせ、だれかが課題を発見して解決策を提示すればそこに共感する人々が集まって結節点が生まれ、問題が解決すればまた元に戻っていくような、人体における免役システムのような有機的な自立と共助の組織をめざしている。

 

 私たちは、世界に向かって開かれたこの政治ネットワークの運営に当たって、電子的な情報通信手段をおおいに活用したい。私たちは電子的民主主義の最初の世代であり、地球市民の世代である。

 
 
お申し込みは以下より

19日(月)夜7時。

新著『次の時代を、先に生きる』刊行記念トークがある。

http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/10938/

 

 
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年末年始は
12/30(金)〜1/3(火)
お休みいただきます。
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『里山資本主義』『デフレの正体』著者の藻谷浩介さんが、
毎日新聞の書評で私の本をユーモアたっぷりに取り上げてくださいました。
 

 

—  【 高坂 勝 HP 】  —
http://umininaru.raindrop.jp/masarukohsaka

 

 

–【 髙坂 勝  出演情報 】–

 

■ ハーバービジネスオンラインに寄稿

【シリーズ雇われない生き方1】農業人口激減の中、

前年比10%増の売り上げを課される農業機器営業マンの苦悩

http://hbol.jp/115715

【シリーズ雇われない生き方2】

「残業するな」「時短をしろ」という改革は逆に負担になる

https://hbol.jp/119644

      

12/19(月)夜 『次の時代を、先に生きる』出版記念トーク

      特別ゲスト:高野孟さん予定 at 八重洲ブックセンター 予定

http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/10938/

 

12/23(祝/金) 13時〜 新宿でトーク

健康で幸せに生きる 仕事と産業を目指して

山梨県北杜市で歯科医でありながら、

有機農業と自然エネルギーの事業をしている大友哲さんと

一緒にトークします。

http://lepia.jimdo.com/

 

 

■ 1/7(土) 14時 「としまでエネルギーを考える会」でトーク

https://www.facebook.com/events/387235548282376/

   
■ 1/9(祝日/月) タマツキ主宰・寺田本家酒蔵ツアー2017
http://kokucheese.com/event/index/374808/ 

 

■ 1/28(土) ハコネエコビレッジ循環型トイレづくりWS

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p;              循環型トイレづくりの講師として箱根に行きます。

https://www.facebook.com/events/1763338923930529/

 

■ 1/29(日) 14時 JR奈良駅近くでトーク

 

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■ 6/2 フジテレビ「ユアタイム」で

当店での風景や匝瑳の田んぼや移住者など8分間の特集

以下からご覧いただけます。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00326548.html

 

■ 8/4  NHK-BS「ニッポンぶらり鉄道旅」に出演

映像は以下からご覧いただけます。

https://goo.gl/OFPfKw

(3分30秒辺りから6分間くらいです)

私の拙本です・・・・↓↓↓    

 

 

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