寒いながらも、暖かい日が続きますね。
いいのやら、わるいのやら?
厚生労働省は、
放射性セシウムの規制値見直しに関して
新たに乳幼児用食品の分類を設ける方針に動きました。
飲料水や牛乳の200ベクレル、食品の500ベクレル、
というとんでもない高い規制値では安全は守れないし、
風評もひどくなる。
5~10分の1に引き下げることが検討されているというので、
早く実施してほしいものです。
市民側からすれば当たり前のことですが、
原発事故から8ヶ月も経って、やっとです。
ここに至ったのは、
全国で声を上げているお母さん(いちよう、お父さんも)の力。
政治/行政の怠慢を打ち破り、
圧力をかけて来た市民の力なのです。
昨今、ストロンチウムが横浜や東京都内で見つかったののも、
市民のアクション。
それでやっと重い腰を上げる行政。
こうして、権利を取り戻してゆくことが変革だと思います。
微力でも声を上げる、行動してみる。
それが、世の中を変える。
お母さんたちにエールと拍手 ありがとう。
未来の子どもたちが感謝しているはずです(^^)
23日には 「 脱原発をめざす女たちの会
」 も立ち上がりました。
呼びかけ人にも賛同人にも著名人から一般人までたくさん!
女性の力が発揮されてゆくことに期待しています。
発起人の吉武さんの言葉が、男には重いぞ!
「男達には後始末の思想がない。
脱原発をたかだかと掲げて次の世代に引き継いでゆく」
「ダメ人間でもできる運動にしたい」
んん、カッコいい!
さて、後始末できない男達の象徴としての東電。
こんな言いがかりを平然と言って退けることに呆れを超えて
怒り、そして、笑ってしまいます。愚か者よ、ば~か!
下記をご覧ください↓
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「無主物の責任」。
福島原発から45キロにある二本松市の名門ゴルフ場
「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」が、
東京電力に汚染の除去を求めて東京地裁に
仮処分を申し立てたのに対して、
東電側は「原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。
したがって、東電は除染に責任を持たない。
放射性物質はもともと無主物であったと考えるのが実態に即している」
と主張したというのです。
さらに、
「所有権を観念しうるとしても、既にその放射性物質は
ゴルフ場の土地に符合しているはずである。
つまり、東電が放射性物質を所有しているわけではない」
と答弁書は続けたのだそうです。
そして10月31日、東京地裁は、この無茶苦茶な論理を認めて、
ゴルフ場の訴えを退けました。
なんという論理、なんという裁判所の堕落でしょうか!
こんな理屈が通るのなら、水俣病を起こしたチッソの水銀も、
四日市喘息を起こした亜硫酸ガスも、イタイイタイ病を起こした
三井金属のカドミウムも、すべて無主物として
排出者の責任が問われないことになってしまうでしょう。
この裁定が出たとき、マスコミはどうしていたのでしょうか。
お茶を濁してしまっています。
毎日新聞
読売新聞
かつての公害裁判でも
東電の主張するこんな酷い理屈は持ち出されなかった。
東電とその弁護人は、
東電がまき散らした放射能汚染が「公害」であるということを
まったく観念できていません。
裁判所はいちおう東電の抗弁は退けたようですが
いっぽうで除染の実施を国や自治体の任務として
東電への損害賠償請求を認めないという
これまた酷い決定を下しています。
http://blog.goo.ne.jp/humon007/e/d47c4ff352c7ccacb9a23bb2a2adffec
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参考:11月24日の朝日新聞の連載記事 「プロメテウスの罠」
カネに支配された悪の権化たち。
後始末すらできないヤカラ。
でも、善悪だけでは語れない。
企業に雇われていたら、俺だって、そうしていたかも!
誰にだって落ちてしまうかもしれない巨大システムの罠。
だから、
カネだけに支配されないように生きる術を持つことが大事だと思う。
ダウンシフトとは、収入の減少だけをいうのではない。
良心の自立が可能な状態を保つためのものです。
いつからか変貌してしまった腹黒い男達社会。
大きくなりすぎて、
一人の身の立場になって考えられない。
もしくは考えても、「仕方ない」と切り捨てる。
比べて、
命を産み出す女達。
だからいのちの重さを知っている。(^^)
俺も
トンデモナイヤカラにならないよう、
気をつけなければ!
東電さんよ、
自分のケツぐらい、自分で拭けよ!(怒)
追伸:
男、女だけで語れる内容ではありませんが、
男的特徴として、女的特徴として、
ご覧ください。
素敵な女性、そうでない女性、
素敵な男性、そうでない男性、
素敵な組織、そうでない組織、
組織の中にも素敵な部分とダメな部分がある。
ひとりの人の中にも素敵な部分とダメな部分がある。
それぞれは多様性に満ちているはずです(^^)
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2010. 10.10 小生初の著書
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