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6月25日(土)は貸し切り営業になります。
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厄介なこと・・・それが、ブルースさ。
とはいえ、
先週、厄払いにいってきました。
数えで42歳なのです。
近所の氏神さまには、
ずーっとお世話になってきました。
7年前ここ池袋にお店を出すとき、
小さな神社の樹々に感じるものがあり、
お店をだす旨をお伝えしたのが
氏神さまとのおつきあいの始まり。
以来、前を通り過ぎる際にはいつも、
手を合わせています。
なるべく自らのことは祈らないように心がけ、
みんなが少しでも幸せになりますよう願い、
そして、
ここで商売を続けていられることに感謝を告げます。
さて最近ふと思い出したお話。
現代の私たちは江戸時代に比べ、
300倍の生産性を持つようになっています。
(非電化工房/藤村靖之さんのトークで聞いた内容)
江戸人の一日の労働時間は
5時間=300分。
だとしたら、
300分 ÷ 300 ということで、
現代人は一日に1分だけ働けばいいはず。
なのに実際は8時間~12時間。
産業革命以降、
便利、快適、スピードを求めた人の進歩っちゅうのは、
こんなもんなんです。
大量に作られる電気によって、
この便利、快適、スピードが向上したのに、
人はゆとりを無くして彷徨っている。
人類は賢かったのか、アホだったのか。
ゆっくり昼寝もできない毎日とは、
江戸の人から見たら、
さぞこっけいでしょうな(^^)
その江戸っ子の定義の中に
• 時泥棒をしない・・・過ぎ去った時間はけっして弁済できない
「時泥棒は返済不能な十両の罪」と言われたそうです。
• 肩書きを気にしない・・・年齢や職業を聞くのは野暮だったそうです。
があります。
なんと粋ですな!
嘘ばかりついている電力界者や政府や経産省のみなさんに聞かせたい。
我が店の店名は 『 たまにはTSUKIでも眺めましょ 』。
著名人から貧乏人や自らの意思で貧乏人になる輩(=ダウンシフターズ)たちが
気兼ねなく、気さくに、交わる場所。
時計も置かず、
月を見るような贅沢な時間で人と交わり、ゆるりと飲んでほしい。
ちょっと粋でしょ。
しかもブルース流して!
「誰だって悲しみや傷のひとつやふたつ、背負っているのさ」
これがブルースです。
だから人に気さくになれるし、
地に足がつき、現実を見据えられる。
Down To Earth という英語があります。
「気さくな」「現実的でしっかりしている」「地に足がついている」
という意味らしい。
母なる大地に足を降ろしてこそ、自分が立つ。
半農半X、ダウンシフターズ、第一次産業の方々を表すに相応しい。
ブルースな人生で、Down To Earth してて、時間を大切にし、
人の身分や身なりにこだわらなく、
祈りを忘れない。
そんな人が店に集まってくる。
でも祈りだけじゃ未来は変えられない。
だから、みんなが少しずつ行動を始めている。
それが今起ころうとしている革命です。
地域分散型自然エネルギー・レヴォリューション。
太陽、風、波、川、糞尿、雪、地熱・・・・
自然界はタダでエネルギーを供給してくれる。
足下から電気がタダで得られれば、
もう政府や行政や企業に頼らなくたって
地域の中で自立できる。
まさに Down To Earth 。
日本はそして世界は、
原発危機という傷を背中に負ってしまった。
いのちという舞台でたくさんの悲しいことが起き続けてゆく。
それでも、未来を作ってゆかねばならない。
未だに原発を作りたい輩にも「気さく」に、
しかしモノを言おう。
中日新聞の世論調査では、
脱原発を支持する人が8割を超えた。
そう、
ブルースを唄い続けていこう(^^)
PS、
今日はちょっと詩的に書いてみました。
未だ新しいPCが慣れず、リンクが貼れないので、
詩的にならざるを得ない事情なのですが・・・
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2010. 10.10 小生初の著書
『 減速して生きる ~ ダウンシフターズ 』
幻冬舎より出版
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