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年内は、26日(土)まで営業いたします。

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第一回 たまTSUKIサロン 『 鎌仲ひとみさん トーク 』

の報告が下記HPにアップされています。

テーマは

「構造的権力を支える私たち自身

   ~~~ プロパガンダから自由になる ~~~

ぜひぜひ、ご覧下さい。

とても面白い内容になっています。

未来は変えられますよ!!!

http://www.eco-cycle.net/

たまにはTSUKIでも眺めましょ

日本のエネルギー政策と核燃サイクルって?

自然エネルギーは本当に高いのか?

スウェーデンのエネルギーの今

私たちが支える構造、お金の本質

たまにはTSUKIでも眺めましょ

たまにはTSUKIでも眺めましょ

読みましたか?

原子力による不安と汚染と殺人の社会から、

太陽や風や・・・自然界の力に準じた平和な未来にしましょう。音譜

15日に開催した 第二回 たまSTUKIサロン

『 大江正章さん トーク 』、

も定員オーバーの参加者で賑わいました。

毎回、毎回、イベントで満席になるのは嬉しいことです。

といっても、満席で14人の店ですから、

程よい小ささなのが、功を奏しているのでしょう。

大江さんのお話は、

昨年出版された 『 地域の力 ~ 食・農・まちづくり 』

を基本にして進められました。

東京練馬区や横浜市の市民農園の取り組み、

今治市の給食の地産池消のとりくみなど、

徳島県上勝町の葉っぱビジネスにおける労働福祉など、

本には書かれていない裏話にまで及びました。

私が印象に残っていることをいくつか

書きましょう。

まず一つ目。

日本は戦後、79%の自給率を誇っていましたが、

現在は41%。

これは、「 規模拡大 」「 効率化 」を図ってきた農政が、

完全な失敗だったことを物語っています。

そんな中で、農業分野で元気があるのは三つ。

・直売所

・都市農業

・有機農業

です。

共通点は、

地域と繋がっていること。

地域でお金が循環していること。

人と人とのコミュニケーッションや出会いの場になっていること。

農は、生産だけの機能でなく、

人を繋ぐ重要な役割をも担っているのですね。

二つ目。

農政や行政を批判だけしていても駄目だということ。

そうした組織の中でも、問題意識を持って動いている人がいるので、

そういう人と一緒に、行動していくことが大事だということです。

三つ目。

有機農家さんにしろ、経営手腕が冴える農家さんにしろ、

優秀なカリスマな人たちは

どんな状況でも上手にやれることでしょう。

大切なのは、

頑張れない人やカリスマでない普通の人でも、

農業を続けていけるシステムを作ることだということです。

頑張れない人、工夫がない人を、私たちは批判しがちです。

しかし、そういう農家さんが没落してしまったら、

もう近い将来、食の担い手はいなくなってしまうのです。

私も、大きく同感です。

派遣労働にしろ、生活保護にしろ、

「彼らは頑張っていないからだ」 と切り捨てる人がいます。

しかし、頑張れない人も居るのです。

様々な理由もあるでしょう。

育ちの環境だって違います。

自分が頑張っているからといって、

頑張れない人を非難して、

救済システムそのものを否定するのは

おかしいと思います。

もし、そうした救済システムがなくなったり、

職がない人がますます増えたらどうなるのでしょう。

ますます治安は悪くなり、雇用条件は悪くなり・・・・

結局は、自分に跳ね返ってくるのです。

子どもを安心して学校にも通わせられないほど

治安を悪化させていいのでしょうか?

サバイバルのためといって、

子どもを今以上に競争させなければいけなくもなるでしょう。

いい学校へ、いい塾へ、いい会社へ・・・・

しかし、もはや、いい会社に入っても

終身雇用も安定も保証されない社会です。

過酷な競争に小さいときから曝される子どもの気持ちを

考えてください。

また、

社会全体の雇用状況が厳しくなれば、

今仕事がある人でさえも、

労働市場の悪化に歩調を合わせるように

条件が悪くなってきます。

給料が減る、休みが減る、残業代が出ない、・・・・

それでもいいのでしょうか?

そして、

いつか自分もリストラされたら!

というストレスや不安に陥ってゆくのです。

基本の考えが弱者基準でないと、

社会全体が弱体化してくるのです。

四つ目。

労働そのものが福祉ということ。

生涯、仕事があることが健康を保ちます。

徳島上勝町の高齢者達は、

生涯現役で葉っぱビジネスに取り組んでいます。

寝たきり老人が3人しかいません。

(高齢者比率や高齢者人口などの数字が無くてスイマセン)

よって上勝町の医療費支出も、

他の市町村に比べて断トツで少ないそうです。

9年前、

私が脱サラした理由の一つも、そこにあります。

生涯、体を使って働くことが、

健康と充実の人生に繋がると思ったからです。

60歳で定年退職させられるなんて、

つまらない。

たいていの人は、

嫌な仕事だから60歳定年が楽しみなのでしょう。

好きな仕事なら、60歳で辞める必要はありません。

五つ目。

有機農業、無農薬、オーガニックなどは、

都会の人の言葉。

それを農家に求めるなら、

自分も田畑に入り、草取りの辛さを経験しなさい。

とのこと。

そう通りだと思います。

慣行農業だとしても、

赤字で農業を続けてくれている高齢者たちは、

それだけでも日本の財産です。

彼らがあと数年で寿命を迎えていったとき、

私たちの米、野菜をだれが作ってくれるのでしょうか。

農について、もっと考えてゆかねばなりませんね。

とくに耕さずに生きている都会人は。

ちなみに、

東京の自給率は0.4%。

農政策に力を入れている横浜市は20%。

同じ大都市でも、これだけ違います。

横浜は300万人都市。

20%自給ということは、

60万人分の食料を地域で賄っているということです。

明日はクリスマスイブ。

ケーキや、チキンもいいけど、

国産の米や大豆や野菜も食べて、

日本の自給を高めましょう(^^)。

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