先週は長野の伊那に
有機農家の小澤尚子さんを訪問。
3年前のウォーク9というアクションで彼女と知り合いました。
彼女の創るお漬物が美味しく、
当店でもよく仕入れます。
その小澤尚子さんが12日にお店を出します。
『 農家のお菓子とごはん このはなや 』
住所:399-0601長野県上伊那郡辰野町小野960
電話:0266-46-3022
HP:まだ、できておりません
彼女のお菓子やお料理はメチャクチャ美味しい。
大きな平和環境イベントで大人数のお料理を作ったり、
オーガニックレストランでの経験も豊富。
新潟地震のときあるNGOから料理支援の要請を頂いたのですが、
私は行けなかったので彼女を紹介したら、
喜んで参加してくれて大活躍だったそうです。
自らが農家さんなので、材料も自分の田んぼと畑から!
長野県伊那に行く機会がある方は是非、遊びに行ってね。
お店も木調でお洒落ですよぉ!
お店の場所は中仙道の小野という宿場町。
街道沿いは昔ながらの建物が残っていて風情があります。
さて、彼女の田んぼと畑を訪問。
お店から歩いても10分強の山間。
途中、ローカル線や小川や神社を越えて山に入ると、
こんな素敵な田んぼリゾート!
周辺は休耕田、荒れ田が目立ちますが、
川水が脇を流れていて、条件最高です(^^)
あまりの気持ちよさで
田の上で青空を眺めながら少し昼寝しました。
さてここで、みなさんと情報共有。
全国で、
農家さんが耕作の意思がない農地が38万ヘクタール。
現状耕作に使えない農地は28万へクタール。
うち13万ヘクタール(琵琶湖の二倍)が
森林・原野化が進み復元が不可能といわれています。
森林・原野化が進んだ13万ヘクタールは、
全国の耕地面積463万ヘクタールの3%に匹敵。
農家さんが耕作の意思がない農地が38万ヘクタールは
9%に匹敵。
以上は農水省の調査結果ですが、
実際はもっと耕作放棄地の荒廃が進んでいることでしょう。
要するに1割の農地が危機状態。
農家さんの高齢化でますます私達の食べものは・・・・・
最近、田んぼ巡りをしているので、
危機感を目の当たりにして実感しています。
みなさんも、自分の田んぼ探しませんか?
お米、自分で作りませんか?
私も、田んぼ探し中です(^^9
一方で政府は、
土を使わずに温度や光をコンピューター制御する施設内で
野菜や果物を栽培する「植物工場」を拡大路線にすべく、
96億円を投入する。
今後3年間で工場数を現在の3倍の150箇所に増やすとのこと。
農薬要らずで安心・安全の野菜が天候に左右されず作れるらしい。
うううう、でも、これ、違うでしょ!
都会の頭いい方々が考えることは、
まったく素晴らしい阿呆知恵ですな!
人は「土」の化身ですからね(^^)
もうひとつ情報です。
ちょっとは政府を褒めてあげましょ。
↓ http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/diary/95
より抜粋
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日本政府の備蓄大豆が2013年までに遺伝子組み換えでないものに!
農水省は大豆など油糧関連の商社や輸入業者、
国内生産者らとの協議会を3月17日に開き、
食用大豆の備蓄は2013年までに備蓄量年間3万1000トン
すべて遺伝子組み換えでないものにしていく方針を決めました。
政府が管理する備蓄大豆はこれまで、
もともと遺伝子組み換えでなかった(GMO-FREE)大豆に、
1990年代後半からアメリカで始まった遺伝子組み換え栽培のものが
混じってしまっていました。
大豆を主原料とする味噌、豆腐、納豆などには、
遺伝子組み換え表示記載義務も一定の歯止めになって
GMO-FREEのものが使用されていましたが、
それ以外の油やレシチンなどには、
遺伝子組み換えダイズが混じった状態の「不分別」ものが
使用されていました。
今回の協議会は、
GMO-FREE食品に対する消費者のニーズの増加などを受けて
今年2009年度は7200トンをGMO-FREEにし、
その後もその割合を高めて2013年までに
備蓄量全部をGMO-FREEにする方針を打ち出しました。
この決定は、国内で広まる安心・信頼できる食に対する期待と、
遺伝子組み換え作物に対する根強い懸念と不安を
政府が汲み取った形の、すばらしい前進です!
遺伝子組み換え作物の安全性については
政府間や研究者間でも大きな認識の差があり、
潜在的なリスクは計り知れません。
ヨーロッパのように「予防原則」に則って、
危険かもしれない遺伝子組み換え作物は禁止すべきです。
また国内の農業を応援するために、国産農作物全体はもちろん、
持続可能な農法で栽培された作物の流通を後押ししたり、
それに必要な制度を整えたりすることも大切です。
政府には食料安全保障の観点も加味して、
本当に私たちのためになる税金の使い方をしてもらいましょう。
(参考:日本農業新聞3月18日、
また3月26日に農林水産省の担当官(総合食料局食品産業振興課)に
電話で問い合わせ決定内容を確認しています。)
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当店ではこの二年間で
「遺伝子組み換え食品表示の法改正を求める」署名に、
約900人ものお客様が記入してくれました。
ありがとうございます(^^)
この署名自体の請願は叶っていませんが、
こうした一人ひとりの動きが、
大切ですよね(^^)
追伸・・・・単なる私の趣味の話し
5日の土曜日は、
代々木公園で開催された
『 春風 SPRING LOVE ~ 平和のためにできること 』
に家族で遊びに行きました。
鎌仲ひとみさんや、きくちひとみさんのステージトークもあるので
行ったのですが、
一番の目的は、
「ブルース・ザ・ブッチャー」・・・ブルースのバンド
「OKI DUB ANU BAND」・・・アイヌ楽器トンコリ奏者主体のバンド
のライブを見ること。
この二つのバンドのドラマーが沼澤尚。
http://www.numazawatakashi.com/
世界と日本のメジャーの舞台で活躍する名実ともに日本一のドラマー。
彼がアメリカから帰国した15年前からの大ファン!
彼は、
イラク戦争反対のピースウォークにも
シアターブルックの佐藤タイジと出てきたり、
上記のような儲からないブルースのバンドや、
アイヌの伝統楽器とアイヌの復権を訴えるバンドにも
正式加入して活動する姿にも感動です。
そのグルーヴ感とメリハリとキレとパンチ力とセンス・・・
楽しそうに叩く姿と人柄!
さすが、ファーストコールドラマーです。
久しぶりに感動のライブだったなぁ・・・と余韻に浸っています
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