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ひとつは、

「原発はクリーン」という言葉を

JARO(日本広告審査機構)が

非公開ながら不適切と裁定したこと。

足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわの

「あしもと通信」Vol.58(2009.1.1号)より抜粋

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JARO(日本広告審査機構)という社団法人があります。

広告の内容に関する苦情を審査する機関ですが、

ここで、ある見解が
示されたそうです。


「原発はクリーン、とするCMの表現は不適切である」


きっかけは、

原発はクリーンであるという電気事業連合会のCMに 対する
ライターさんからの苦情申し立てです。


電気事業連合会は

「発電の際にCO2を発生させないクリーンな 発電方法」

と言う表現をとっているので虚偽にはあたらない、と していました。


ところが、JAROが11月25日付文書(非公開)による

電気事業連合会への通達は


「このCMは誤解をまねく」というもの でした。


「クリーンという言葉には『放射能汚染のない・・・』という訳が

ついてくる。

また、『発電時にCO2を出さない』という表現も

苦言を呈する研究者の存在、

紛らわしく一般に誤解を招く表現なので 自粛するように』


この見解を示すに当たっては、

JAROは学識研究者や専門の方に 相談したそうです。

なお、この通達は非公開とされています。


理由は、JAROは民間組織であり、

法的な指導力があるわけではなく

目的は「広告内容を改善してもらう」に尽きるのだそうです。


広告主へは、審査の結果報告をして、

公表はしないようにとお願いして いるのだそうです。


しかし、

原発を地球温暖化の切り札などという電力会社側の言い分が

適切でないことが示されたわけです。


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報道記事も多く、秋田、岩手、山形、東京、岐阜、京都、西日本、
日経エコノミーの記事がネットに掲載しましたが、間もなく削除され、
現在確認できるのは、京都、西日本、日経のみになっています。


日経エコノミー
http://eco.nikkei.co.jp/news/today/article.aspx?id=NN002Y453%2030012009

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009013000210
&…

西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/74369

また、もうひとつ。

先日、

「スウェーデン、脱原発政策を転換 温暖化対策で建設容認」

というニュースが各誌で取り上げられました。


しかし、どうもこの報道も大袈裟に捻じ曲げられた報道のようです。


こちらのブログをご覧下さい。



『スウェーデンの今』というブログをご覧下さい。


【原発議論の再燃(3) 誇張されすぎ?】

http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/a93668d511988d83eef50f3207899d89

【 原発議論の再燃(2) 中央党の妥協 】

http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/8c3dc13606fea6d5b9c7e610ea1a08cd


自然エネルギーへシフトする方向性は変わっていないし、

政府は原発には一切お金をださない合意ですから

新たに原発を造ることは難しいでしょう(^^)。


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